世界のロイヤルは結婚式のゲストとして何を着る? おしゃれなお呼ばれスタイル【前編】
華やかなお祝いの場であるとともに、花嫁より目立たないようにという世界共通のルールがある結婚式のゲストスタイル。かといって地味すぎるスタイルはロイヤル・ウエディングではふさわしくなく、周囲から浮いてしまうことも。世界のロイヤルレディたちはどんな装いをしている? キーワード別にご紹介するロイヤルの例から、おしゃれのインスピレーションを見つけてください。 【写真】ピンクドレスをまとったおしゃれロイヤルレディたち
1. ニュアンスカラー
グレーやベージュなどの控えめなニュアンスカラーの色合いのドレスは、ロイヤルにとっても定番。2010年、スウェーデンのヴィクトリア皇太子の結婚式に出席したモナコのシャルレーヌ公妃は、グレーのベアトップドレスにショールを合わせて。シルバーのクラッチバッグがドレスと好相性です。
2017年、妹のピッパ・ミドルトンの結婚式に参列したキャサリン皇太子妃。柔らかなベージュピンクが上品&エレガントな長袖のドレスは、アレキサンダー・マックイーンのもの。お揃いの帽子はやや大ぶりなサイズ感がロイヤル流です。
2014年、弟ファン・ソレギエタの結婚式に出席したオランダのマキシマ王妃。くすみパープルのフルレングスドレスは、花柄レースのオーバーレイが優美な表情を添えて。教会に入る際には、同系色のシルキーなケープを羽織り肌の露出をセーブ。
2015年、弟カール・フィリップ王子の結婚式に参列したスウェーデンのヴィクトリア皇太子は、シックなグレージュのドレスを着用。控えめな色ながらも、パールやクリスタルの精巧な刺しゅうが存在感を放っています。
2013年、ルクセンブルク大公国フェリックス大公子の宗教婚に参列したベアトリーチェ・ボロメオ。ピンクベージュのパンツスーツは、インナーに合わせたレーストップがレディな表情をプラス。らせん状に大きくうねる黒のヘッドピースがドラマチックです。
仕立ての美しいグレーのドレスを中心に、全身をグレーとベージュのニュートラルカラーでまとめたギリシャのマリー・シャンタル王太子妃。ボリューミーなイヤリングで華やぎを加えています。 2012年、ルクセンブルク大公国ギヨーム大公子の結婚式にて。 ※記事初出時、本文の一部に誤りがありました。訂正してお詫びいたします。