【どうして】ヤフー未登録の電話番号がYahoo!新規登録時に規約違反で弾かれるのはなぜ?
事故番号を引き当てた筆者がとりあえずやったこと
自分が契約した格安SIMの電話番号が「事故番号」だったとなれば、少々厄介です。 前に契約していた人が何者なのか分からないですし、あちこちのWebサービスでBANされて回っているような人だった場合、自分まで色んなWebサービスでBANされるリスクがあります。 またその電話番号を、たとえば金融機関で利用していた可能性もあるでしょう。その人が滞納などをしていた場合には、自分まで面倒なことに巻き込まれかねません。
そこでとりあえず「141」のSMSを全部再確認し、「知らない電話番号の着信だなあ。まあ急ぎの電話ならまたかかってくるだろう」と放っていた番号を全部調べなおしました。 そうしてひととおりチェックし直したところ、グレーと思われる会社などからの着信はなかったのでまずは一安心。 同様にヤフー以外のWebサービスもいくつかピックアップし、電話番号を登録してみたのですが、問題なく登録できました。おそらく筆者が引き当てた事故番号の前の持ち主は、ヤフーだけで何らかの荒らし行為をしていたのかもしれません。
とりあえず新しい電話番号を取得し直してひと段落
筆者が確認した限り、自身に非がないにも関わらず「LINEヤフー共通利用規約に反する行為を確認した」と表示されてしまった場合でも、救済策はありませんでした。 しかしヤフーIDは絶対に必要だったので、今回、筆者は新しい電話番号を取得し直しました。 事故番号を割り当ててきた格安SIM事業者の名誉のために名前は伏せますが、その事業者とは別の格安SIMを契約し直した形です。 近年は格安SIMがどんどん安くなっていて、限りなく0円運用に近い形でも使えるサービスがあるのはありがたかったです。 そうして取得した電話番号では、難なく電話番号登録をクリアして、あっさりとヤフーIDが取得できました。
どうかキャリアや格安SIM事業者には「事故番号」対策を強化してほしい!
過去に悪質な規約違反があった電話番号をBANするのは、ヤフーにとっては当然のことでしょう。そのため事故番号をヤフーがBANしていたこと自体は当たり前だなと、筆者は考えています。 一方で、そうした悪質な電話番号が短期間でリサイクルされ、全く無関係な他人に行き渡ってしまうのは問題ではないでしょうか。 筆者はたまたま「ヤフーの荒らしだったと思われる人」の電話番号を掴んだ程度ですみましたが、これが「金融機関に対して悪質な滞納をしていた人の電話番号だった」場合などにはもっともっと大きなことになっていたはずです。 電話番号の枯渇が叫ばれる昨今ではありますが、事故番号を実際に掴んでしまった人間の立場からすると、キャリアや格安SIM事業者の皆様には「電話番号のリサイクル」には本当に慎重になってほしいです……。どうかお願いいたします。
オトナライフ