角田裕毅「しばらく遠ざかっていたQ3に進出できた!」シンガポールGPで5戦ぶり予選Q3進出に安堵…チーム幹部も賛辞「ユウキは安定していた」|F1
2024年F1第18戦シンガポールGP予選を終え、久しぶりのQ3進出&一ケタグリッドを獲得した角田裕毅がコメントを発している。 【動画】「速いなー」マクラーレンのノリス、シンガポールGPで今季5度目のPP| シンガポールGPの週末、金曜はFP1で5番手、FP2で4番手と、初日から好調ぶりを示した角田。だがFP3では11番手と、マシンバランス調整次第でまだまだポジションが入れ替わりそうな気配を示す状況となっていた。 予選で角田はQ1を10番手、Q2を9番手で勝ち上がった。Q3ではカルロス・サインツのクラッシュにより赤旗となり、トラックはQ2からタイムを伸ばすのが難しい状況となった。事実上のワンアタック勝負となる中、ここで角田はQ2よりタイムを少し落とす内容で周回。だがフェラーリ勢のチャールズ・ルクレールがトラックリミット違反、サインツがクラッシュしたことにより、角田は8番グリッドを獲得している。 角田が予選Q3に進出したのは、ハンガリーGP予選以来5戦ぶりとなる。この結果に角田は「しばらく遠ざかっていたQ3にようやく進出できた!この瞬間を待ち望んでいました。チームに感謝したい」と述べている。チーム公式メディアがその言葉を伝えた。 一方でQ3でタイムを伸ばしきれなかったことに無念さもあるという。 「ドライバーとしては常に完璧な予選を目指しているつもりですが、残念ながら最後の走行は十分な状況ではなかった。ウォームアップラップで時間が足りず、最後のプッシュラップが少し犠牲になりました」 「フィニッシュラインを越えたときに少しフラストレーションも感じましたが、ここ数戦のパフォーマンスを考えると、これは僕たちにとって大きな成果だと思う」 そして決勝に向け「簡単なレースにはならないと思う。前にいるハースに追いつきたいが、同時に後ろにいる速いクルマにも注意する必要がある。ポイントを獲得するためにできる限りのことをしたい」と続け、照準を定めている。 また、角田は自身のSNSでも「Q 3 BABYYYY」とメッセージを発信。予選で久しぶりのQ3進出に手応えを感じているようだ。
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