35歳からの転職…「正社員採用」は難しい? 悩む相談に“人生の先輩”からのアドバイス続々
フリーアナウンサーの住吉美紀がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生ワイドラジオ番組「Blue Ocean」(毎週月曜~金曜 9:00~11:00)。毎週金曜日に放送しているコーナー「沢井製薬 presents オトナのなんでも相談室」では、リスナーから届いたお悩みを、Blue Oceanリスナーのみんなで考えていきます。 9月20日(金)の放送は、「35歳からの正社員採用」に関する相談を紹介しました。
<リスナーの相談>
私事ですが本日誕生日を迎えて35歳になりました。現在パートとして在宅ワークをしているのですが、下の子が幼稚園に通いはじめて半年が経ち、そろそろ正社員として働きたいという気持ちが出てきました。しかし、「募集要件は34歳以下」など、35歳を超えると応募できなくなる求人が増えていると痛感しています。 私くらいの年齢でパートから正社員になれた方は、どのようにその道を切り開かれましたか? パート先で正社員になった話も素晴らしいと思いますが、今回は別の会社に正社員として採用された方の話を伺いたいです。(千葉県 30代後半 女性 パート/アルバイト)
* パーソナリティの住吉は、相談者の気持ちに寄り添いながら「(高齢化が進む)日本社会にとっては、年齢制限を取っ払って人材を採用したほうがいいと思いますので、雇う側もそうしてほしいですね」と述べます。 住吉の周囲では50歳近くでフリーランスから正社員雇用となった人もおり、「業界にもよるのかなと思います。あとは、専門分野の経験や知識があれば、それを取り扱う会社に相談するとで、ご縁につながる場合もある気がします」とコメントし、リスナーにアドバイスを呼びかけました。
――今回の相談に対して、番組にはリスナーからたくさんのアドバイスが届きました。この記事では、その一部のメッセージを紹介します。
◆自身の強みと興味に向き合ってみる
人材紹介のエージェントをしています。主に35歳以上の方々の転職をお手伝いしています。他業種で正社員を希望される場合、まずはこれまでの自分の職務経歴に加えて、自分の強みや興味のあることを書き出してみてください。それを望ましいと考える業界や企業に可能性があります。 一方、未経験になるので年収や肩書は下がると考えられます。ご自分が何を優先したいかを明らかにしてから、企業やエージェントと対面で話ができる場面を設定できると良いですね。35歳はまだまだチャレンジできます。頑張ってください!(東京都 40代後半 女性 経営者)