島根県の駅に掲出された「卒業生へのメッセージ」 心温まる内容に「朝から泣きました」
発見されたのは、島根県にある「木次線」の駅
話題となったメッセージが発見されたのは、島根県雲南市木次町に位置する「木次線」の駅です。 mumin papaさんにメッセージを発見したときの心境をうかがうと、「温かい心を持つ方々が働いてらっしゃるんだと思って、心にジ~ンときました。都会で暮らしてる私は、こういうボードを見たことがなかったですから」とのこと。 続けて「でも自分が暮らしている名古屋市の駅のボードにも、こういうのがあったことをフォロワーの方が教えてくださって、凄く嬉しい気持ちになりました」と、投稿を介した嬉しいエピソードも教えてくれました。
「木次線に乗って応援したい」という気持ちから乗車
Xで島根県に関する情報を発信している、mumin papaさん。「両親のルーツが島根県」なのだといい、その関連で島根県に足を運んだそうです。 木次線に乗った経緯については、「ローカル線である木次線に乗って、少しでも応援したいと思ったからです」と教えてくれました。 乗り換えの時間の兼ね合いで木次駅で降りたそうで「駅併設の観光案内の方もとても親切で、何だか今まで以上に応援したくなりました」と木次線への熱い想いを語ってくれました。
木次線の利用促進を目的とした多様な取り組み
雲南市政策企画部うんなん暮らし推進課の「木次線利活用推進協議会」では、話題となったJR木次線を利用した「地域活性化を進める事業」を行っています。 木次線を存続・維持していくための、子ども達への利用促進・助成といった「乗って支える」利用促進」のほか、「参画と協働の仕組みづくりによる地域活性化」や「交流人口拡大に向けた新たな取組みの展開」を目標とした活動に取り組んでいます。 その一例として、「子ども達が遠足で列車を利用した際の運賃の助成」や「木次線の利用者の増加を目的としたイベントなどで発生した経費の助成」などが挙げられます。 令和5年には「3名以上の団体利用者」や「学校等の児童・生徒、及び引率教員等」を対象とした、JR運賃等半額助成のキャンペーン「木次線でGo!」も開催。 雲南市政策企画部うんなん暮らし推進課は、さまざまな策によって木次線の利用による地域活性化を図っています。