アヤックス、GKラムズデールのレンタルを検討か…アーセナルは“後釜候補”をリストアップ
アヤックスがアーセナル所属のイングランド代表GKアーロン・ラムズデールに関心を寄せているようだ。13日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。 現在26歳のラムズデールはシェフィールド・ユナイテッドやボーンマスを経て、2021年夏に最大3000万ポンド(約57億円)と報じられた移籍金でアーセナルに加入した。程なくしてドイツ代表GKベルント・レノ(現:フルアム)から定位置を奪い、以降2シーズンに渡って正守護神として活躍。2023-24シーズンは公式戦41試合に出場すると、要所のビッグセーブでチームを支え、久々のチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に大きく貢献した。 しかし、在籍3年目の昨シーズンはブレントフォードからレンタル加入したスペイン代表GKダビド・ラヤにスタメンの座を奪われ、公式戦の出場はわずか11試合のみ。今夏にはラヤの買い取りオプション行使が発表され完全移籍に移行したことから、開幕が目前に迫る2024-25シーズンもラムズデールの出場機会は限定的になると見られている。 このような現状から、今夏のアーセナル退団の可能性が度々報じられているラムズデール。今回の報道によると、オランダ屈指の名門アヤックスが同選手に対して関心を寄せており、レンタルでの獲得を検討しているようだ。一方のアーセナルは今夏の放出に踏み切る場合には、完全移籍での売却を望んでいる模様。アヤックスもそのことを理解しており、現在はクラブ内での協議を進めているという。 なお、アーセナルはラムズデールが退団した場合に備え、エスパニョール所属のスペイン代表GKジョアン・ガルシアの動向を注視しているようだ。 アヤックスの他にも、ノッティンガム・フォレストやウルヴァーハンプトン(ウルブス)、サウサンプトンからの関心も噂されているラムズデール。2026年6月末の契約満了を待たずして今夏にアーセナルを離れることになるのだろうか。各クラブの動向に注目が集まる。
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