矢作厩舎の“元クラシック有力候補”が待望の復帰戦 22年ホープフルS以来約2年ぶりの一戦を勝利で飾れるか
待望の復帰戦だ。一昨年のホープフルSで1番人気に推されたミッキーカプチーノ(牡4、栗東・矢作芳人厩舎)が、日曜東京8Rの本栖湖特別(3歳上・2勝クラス・芝2400m)で1年10カ月ぶりの実戦を迎える。 【写真】ミッキーカプチーノこれまでの軌跡 ミッキーカプチーノは父エピファネイア、母スティールパス、母の父ネオユニヴァースの血統。母は12年のスパーキングレディーCの覇者。半兄のバイシュラバナはオープンまで出世している。 ここまで3戦2勝。2歳10月に東京の新馬(芝2000m)でデビュー勝ち。続く葉牡丹賞も圧勝し、一気にクラシックの有力候補に浮上した。続く前走のホープフルSは1番人気で5着に終わったが、序盤で行きたがる場面があった。それでも着差は僅かに0秒3だったので、重賞級のポテンシャルを秘めていることは間違いない。 今回は当時以来、実に1年10カ月ぶりの復帰戦となる。坂路中心だが、約1カ月をかけて乗り込まれ、好時計もマーク。ならば、それなりの仕上がりにはあるはずだ。確かにブランクは大きなハンデだが、条件戦なら地力は一枚上なので、あっさりのシーンがあっても驚けない。