世界王者の渡辺彩華が初参戦の韓国の新鋭パク・ボヒョンによもやの判定負け【修斗】
3度目となる修斗の女子のみの大会「COLORS Produce by SHOOTO Vol.3」(8月3日、東京・新宿FACE)で世界女子スーパーアトム級王者の渡辺彩華(AACC)が韓国の新鋭パク・ボヒョン(韓国/WEST GYM)と対戦し、よもやの判定負けを喫した。 渡辺は昨年5月にSARAMIを破って王座を獲得。10月にはRIZINに参戦し1階級上の万智と52.5kg契約の試合で対戦するも、接戦の末、1-2の判定負け。その一戦で目を負傷し、この日は約10カ月ぶりの再起戦だった。 ボヒョンは立技格闘技をベースに、幼少期から豊富な格闘キャリアを持つ25歳。修斗初参戦となる。
1R、ともにオーソドックスの構え。渡辺のローにパンチを合わせるボヒョン。渡辺はワンツー。渡辺の右ローにボヒョンがカウンターで右のショート。渡辺がタックルに行くが、切るボヒョン。そして圧をかけて打撃のボヒョン。渡辺が組み付くがボヒョンも組み負けず、押し込む。スタンドでバックを取るボヒョン。コーナーに押し込み、ヒザ。渡辺は正対することに成功し、プッシュして離れる。スタンドの打撃戦になるとボヒョンの右ストレートがヒット。圧をかけるボヒョン。ボヒョンが組み付きコーナーに押し込む。離れた渡辺が左ミドルもボヒョンはカウンター。渡辺はスイッチを繰り返すが、サウスポーになるとボヒョンは右ミドル、なおも詰めるボヒョンだが、渡辺は右フック。ボヒョンはヒザをつくがすぐに立て直す。終了間際にはコーナーに詰めたボヒョンがパンチの連打。右ストレートが渡辺にクリーンヒット。
2R、圧をかけるボヒョンが右ストレート。渡辺はロープを背負う時間が続く。距離が詰まり組み付くと押し込むのはボヒョン。渡辺がパンチもボヒョンはカウンター。渡辺のテンカオはガードのボヒョン。渡辺が苦し紛れのタックルもボヒョンは切ってバックを取る。正対し離れる渡辺。渡辺がワンツーも、ボヒョンはさばくと圧をかけてパンチの連打。渡辺はバックブローもボヒョンはバックステップ。打ち合いに行く渡辺だが、パンチの的確さはボヒョン。しかし渡辺のパンチでボヒョンは口から出血。終了間際、ボヒョンが右ストレート、左フックのコンビネーション。