世界王者の渡辺彩華が初参戦の韓国の新鋭パク・ボヒョンによもやの判定負け【修斗】
3R、渡辺は右カーフ、右ストレート。ボヒョンは右ストレート、左ボディー。打撃戦となるが、圧をかけるのはボヒョン。ともに三日月蹴りをまじえながらパンチを放つ。打ち合いでボヒョンのワンツーが立て続けにヒット。ボヒョンがコーナーに詰めてパンチの連打。渡辺は苦し紛れにタックル。ボヒョンは下から腕十字。またいだ渡辺が脱出も立ち上がるとボヒョンが組み付いてコーナーに押し込む。残り1分でスタンドの打撃の攻防に。圧をかけるボヒョン。渡辺もパンチを返すがやはりボヒョンが打ち勝つ。残り30秒で渡辺がタックルからバックを取るが、ボヒョンは正対し、離れて打ち合いに。 判定は27-30、27-30、26-30でボヒョンが世界王者を破るという番狂わせを起こした。 ボヒョンは試合後のマイクで「修斗での初めての試合。相手がすごく強い方で不安だったが、思ったよりいい試合になってうれしい。韓国から応援も来てくれて、今夜はいい夜になりそうです」と語った。