今永昇太、キャリアハイの14勝目。指揮官は「全ての試験に合格」と絶賛
チームのポストシーズン進出は厳しいものとなりつつあるが、シカゴのルーキー左腕は輝きを放ち続けている。
カブスの今永昇太は現地9月16日(日本時間17日)、本拠地リグレー・フィールドでのアスレチック戦で先発登板すると、6回99球を投げ、5安打2失点、11奪三振3四球とクオリティ・スタートを達成する好投で今季14勝目(3敗)を挙げた。試合は序盤の大量点で左腕を援護したカブスが9-2で勝利した。
『MLB.com』は試合後、「Sho'good:イマナガが11Kでキャリアハイをマーク」(※So goodと掛けて今永の良さを強調)と題した速報記事を掲載。
その冒頭で、「ショウタ・イマナガが、眩いばかりの2024年シーズンで残り少なくなった先発マウンドへ上がる前に、カブスのクレイグ・カウンセル監督はこのルーキーセンセーションが最初のシーズンで対処しことで、最も傑出していたのは何かと問われた」。
それに対し、同監督は「ショウタがどう対処したかについては、多くの最上の事柄がある。私は何か彼が上手く対処できなかったことを考え出そうとしているのだけど、何も思い付くことはなさそうだ」。
「彼は全ての試験に合格し、我々が投げかけたあらゆる類の問いに、かなり良く答えてきた。そして、彼が得意とすることで彼がどれだけ優れているかという点も、彼が我々に対して一貫して見せてきたことだと思う」とのコメントを伝えた。
続けて記事では、この日の今永について「月曜夜はその最新例だったと言える」と表現した上で、「イマナガはカブスがリグレー・フィールドでアスレチックスに9-2で勝利した試合で、キャリアハイの11奪三振をマークしつつ、5試合連続となるクオリティ・スタートを達成した」と左腕の好投を伝えた。
また、記事では、今永によるシーズン14勝について、「日本での8シーズンと、メジャーでの1シーズンを通じ、最多」であることについても触れている。