傘パク…しないでね?サカバンバスピスがこっちをじっと見ている⁉︎スピスの活用法に15万いいね!【作者に聞いた】
サカバンバスピスはオルドビス紀に生息していたとされる古代魚のこと。フィンランドのヘルシンキ自然史博物館に展示されている模型の、その愛らしい?お顔がインターネットで大流行したのをご存知だろうか。SNSを中心に人気が爆発、イラストや漫画などのファンアートがアップされたり、グッズが販売されたりと話題の愛されキャラである。そんなサカバンバスピスを梅雨の時期に有効活用する方法がこちら、遊ハち( @nemone_2 )さんの「店番のスピス」シリーズ! 【漫画】サカバンバスピスを梅雨の時期に有効活用する方法とは…⁉︎ ■コンビニの店頭に吊るされているアレと、目が合った コンビニで買い物中に雨が降り出した。あいにく傘を持っていない。1本くらい借りパクしちゃっても…とふと、傘立てに手をやると吊るされている何かと目が合った。じっと見つめるそのなんともいえない表情がたまらない。 別の日、また傘立ての前で例のアレと目が合ってしまう。今度こそ自分の傘なのだが、男性はなぜか罪悪感を感じてしまう。「…こ、これは…ちゃんと俺の傘だかんな…」ときちんと説明するも、やはり吊るされたサカバンバスピスはつぶらな瞳でじっと見つめてくるだけ。「いや表情変わんねぇのかよ」「何か言えよ!」ついつい突っ込んでしまう。 また別の日、今日は傘立ての上の定位置にアレがいない。ふと足元を見ると…地面に落ちていた…。 ■サカバンバスピスの梅雨の時期の正しい活用方法とは…? こちらのコンビニでは傘の盗難防止グッズとして有効活用されているサカバンバスピス。他人の傘を持っていってしまう人の罪悪感をさりげなく刺激してくれそうだ。素晴らしい活用法を思いついたきっかけについて、遊ハちさんに聞いてみた。 ――「吊るされているサカバンバスピス」というとてもユニークでおもしろい絵面ですが、思いついたきっかけは何ですか? 最初はサカバンバスピスを描こうとは思ってなかったのですが、夜中にふと、スピスがあの微笑でじっと見つめてくる話があったらシュールでおもしろいかなと。その場の思いつきで描きあげました。 ――元々、お話は続くことを想定されていたのでしょうか。 1話完結の話でしたが、X(旧Twitter)での反応がよかったので5話まで描いてみようと思いました。その後も反応がよかったので、いまでも描き続けています。 ――コンビニ前から店内へ、さらに夏祭りへとどんどん活動の幅を広げていく?スピスですが、今後もいろいろなところへ進出していくのでしょうか。 うーん、どうでしょうか、今後もお楽しみにしてください。 ――スピスの存在はとても謎ですが、近所のお兄さんもなかなか謎が多いような気がします。お兄さんについて教えてください! 今後の展開で少しずつわかっていくかもしれません。お兄さんについても掘り下げていくことがあるかもです。 ――「店番のスピス」シリーズ以外にどのような作品を描いていますか? ハムスターとはちさんの漫画を描いています。ハムスターの漫画はKADOKAWA様より10月26日発売になっております。はちさんの漫画はX(旧Twitter)で定期的に投稿をしています。 かわいいハムスターたちの「かわいい!」「あるある!」には、ハムスターを飼っている人も、そうでない人もついついきゅんとなってしまう。現在発売中の遊ハちさんのコミックエッセイ「今日もハムスターから目が離せない!」をぜひ手にとってみてほしい。 取材協力:遊ハち(@nemone_2)