「肥満児が多い」都道府県ランキング 1位の「青森県」は平均寿命もワースト
●保護者との関連も重要
また、動脈硬化は小児期から進行すること、思春期の肥満が高度であった場合は成人期にも肥満に移行しやすいことなどを例にあげており、小児期の生活習慣は成人期以降にも影響する可能性があるとのことです。 さらに、調査結果では子どもの生活習慣・食生活を「やせ」「ふつう」「肥満」の三郡で比較した結果も載っており、家族に喫煙者がいるかどうかでは、喫煙者のいる家庭が肥満群に多い傾向があるなど、保護者との関連にも言及しています。 この調査結果は、肥満傾向児の出現率の高さと直接の因果関係があるわけではありませんが、小児期の家庭環境や食生活が、将来の生活習慣病へのリスクを上げる可能性があるのであれば、子どもに対する“食”への教育はとても重要なファクターとなるでしょう。 将来のことを考えると、肥満にならないような努力をすることは健康にとってとても大切です。適度な運動をしたり食べ過ぎに気を付けたりと、規則正しい食生活を送り、健康的な生活を心がけたいですね。
二輪児