【水沢・ヴィーナススプリント】ミニアチュールの直線一気が炸裂…佐々木「春先とは状態が全然違う」
9月29日、水沢競馬場で行われた12R・ヴィーナススプリント(M3・3歳上・牝・ダ1400m)は、佐々木志音騎乗の1番人気、ミニアチュール(牝4・岩手・佐藤祐司)が勝利した。クビ差の2着にジュランビル(牝8・岩手・飯田弘道)、3着にトーセンキャロル(牝5・岩手・佐藤浩一)が入った。勝ちタイムは1:29.1(良)。 2番人気で山本政聡騎乗、グットフォーチュン(牝5・岩手・櫻田康二)は、8着敗退。 1着 ミニアチュール 佐々木志音騎手 「レース前は外グットフォーチュンの動きを見ながら進めようと思っていましたが、ゲートの中で態勢が悪くて出遅れてしまいました。ですが、以前に盛岡1000mで砂を被っても怯まなかったので、慌てることはない。コーナーをロスなく回った方がいいと頭を切り替え、後方に待機して3コーナーからスパートをかけました。直線を向いても前の2頭とは離れていましたから、途中まで怪しいかなと心配しましたが、最後伸びてくれたので届いてくれると思いました。春先とは状態が全然違いますし、勝つたびに良くなっている感じがします」
佐藤師「まさかの出遅れ」
佐藤祐司調教師 「ビューチフルドリーマーカップで力の差は分かっていましたから、指示は出していません。勝ち負けする位置につけると思っていましたが、まさかの出遅れ。ゲートを出た瞬間は(きゅう舎へ)帰ろうかなと思いました。あのポジションは想定外でしたが、今回のような競馬もできて改めてビックリしています。鞍上が慌てず乗ったことも勝因だったと思います。次走については悩んでいるところです。南部杯の可能性もない訳ではありませんが、ローテーション的にきびしいので、次走はすずらん賞になるかもしれません」 ミニアチュール 32戦15勝 (牝4・岩手・佐藤祐司) 父:ラブリーデイ 母:ローマンブリッジ 母父:ブライアンズタイム 馬主:平賀敏男 生産者:下河辺牧場 【全着順】 1着 ミニアチュール 2着 ジュランビル 3着 トーセンキャロル 4着 ルチルクォーツ 5着 アサンテギア 6着 ケープライト 7着 ハーイ 8着 グットフォーチュン 9着 アビレ 10着 オンザブロッサム 11着 ラッピングカラーズ 12着 パトリ
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