約13kgの減量に成功した人も!【果物・野菜・植物性タンパク質】を中心に摂取する「バレンシアダイエット」で安全に体重を減らす方法
TikTokで「バレンシアダイエット」と検索すると、テキサス州在住のオステオパシー医師、ダニエル・バレンシア博士が、英語とスペイン語で軽いジョークを混じえながら、おすすめのレシピや健康的に食べるコツを紹介している動画が五万と出てくる。バレンシア博士いわく、“バレンシア・ライフスタイル”を実践することにより、体重や炎症を減少させ、睡眠の質が高まり、活力が向上するなど、数多くの健康増進効果が約束されているとのこと。 【写真】ダイエット中は絶対に避けるべき超高カロリーメニュー10選 バレンシア医師のフォロワーたちは、バレンシアダイエットの効果についても大絶賛。一人のユーザーは、バレンシアダイエットを実践して約13kgの減量に成功し、筋肉が増え、血圧の状態も改善したと報告。他のユーザーは「4.5kg減量でき、その体重を維持できている!!!」とコメント。 とはいえ、減量の過程は一人ひとりが異なるため、どんなトレンドダイエットにも言えることだが、バレンシアダイエットがすべての人に有効な食事プランとなるわけではないことを専門家は警告している。そのため、新しい食事プランを試す際には、医師や栄養士に相談することが大切。 ところで、バレンシアダイエットは減量や健康維持に本当に役立つのだろうか? 試してみる前に、米専門家があなたに知っておいてほしいことがこちら。 ※この記事はアメリカ版ウィメンズへルスからの翻訳をもとに、日本版ウィメンズヘルスが編集して掲載しています。
バレンシアダイエットとは?
カリフォルニア州の管理栄養士兼認定ヘルスコーチのスザンヌ・エリゾンド氏によると、バレンシアダイエットとは果物や野菜、植物性タンパク質に重点を置いた食事法だという。 2023年の初めにリリースされたこのダイエットは、本来は体重を落とすことを目的に考案されているが、糖尿病や高血圧、高コレステロールの改善にも役立つとバレンシア博士は説明している。 バレンシアダイエットのガイドラインは以下のとおり: ・朝食:果物(3種類)と肉以外のタンパク質(1種類) ・間食(任意):ラージサイズの果物(1個) ・昼食:野菜(3種類)、タンパク質(1種類)、炭水化物(1種類) ・夕食:野菜、豆類、またはサラダ、肉以外のタンパク質(1種類)、果物(1種類) ている。内訳としては、朝食と間食で約400kcal、昼食で700kcal、夕食で400kcalを目安にするといいそう(ただし、一部のTikTokでは、1日の総カロリーが1,800kcalに設定されているように、目標に応じて調節できるとのこと)。タンパク質は体重1ポンド(約0.45kg)あたり1gを摂取することが推奨されており、果物は握りこぶし1つ分、ラージサイズの果物は握りこぶし2つ分まで食べてオッケー。週に4回まではチートミールを取り入れ、その間は何でも好きなものを食べていいという。 これに加え、少なくとも12時間の断食(例えば、午前8時から翌日の午前8時まで)と、20分のウォーキングや運動を習慣化することが推奨されている。最終的には、1日100分を目指して運動するのが理想的。毎晩7時間は睡眠をとり、ストレス解消を心がけることも、減量するうえでは大いに役立つとのこと。