【香港ヴァーズ】昨年”カップスダブル”快挙達成のウィズアウトアファイトは「素晴らしい動き」
オーストラリアから遠征するウィズアウトアファイト(セン7、A&S・フリードマン)は3日、シャティン競馬場の芝コースで追い切りを行った。6ハロン(1200メートル)を82秒6。2ハロンごとの時計は31秒0-27秒4-ラスト24秒2だった。 サム・フリードマン師は「とてもよかったです。時計を出すために走らせたわけではなく、すべてが順調です。最後に少しペースを上げて、しまいを伸ばしましたが、素晴らしい動きでした」と評価している。 同馬はアイルランド生まれのテオフィロ産駒。20年に英国でデビューし、22年秋にオーストラリアへ移籍した。昨年はコーフィールドC、メルボルンCを連勝し、史上12頭目となる「カップス・ダブル」の快挙を達成。その後に負傷で戦線離脱していたが、約1年ぶりだった前走マッキノンS(豪チャンピオンズS)で3着に食い込み、力のあるところを見せた。今回は長期休養明けのたたき2戦目、距離延長で不気味な存在だ。