鹿児島県の芋焼酎、使う芋はどれも同じではない…品種へのこだわり・蔵元自ら畑作りで特徴ある風味
小規模醸造で個性的な風味が人気の「クラフトビール」は身近な存在になり、原料や産地、製法などにこだわって造られた「クラフトジン」も人気を集めつつある。
NPO法人「かごしま焼酎マイスターズクラブ」の藤崎一幸副理事長(72)は「県内には100を超える焼酎の蔵元がある」とし、「各蔵元の強いこだわりが生んだ焼酎は多様な鹿児島の焼酎文化を象徴している。個性的な焼酎は新たな魅力の発信につながるはずだ」と歓迎している。(小園雅寛)