平川亮、F1ポストシーズンテストにも参加決定! チームはトヨタと提携のハース……アブダビでは2台の最新マシンをドライブへ
12月4日、ハースF1チームが最終戦アブダビGP後の火曜日に行なわれるポストシーズンテストの参加ドライバーを発表。エステバン・オコンと平川亮のふたりを起用することを明らかにした。 【動画】角田裕毅、インディカーを初ドライブ! オコンは来季、オリバー・ベアマンと共にレギュラードライバーとしてハースに新加入することが決まっている。今季所属したアルピーヌのシートはアブダビGPを前に喪失する憂き目に遭ってしまったが、これで新シーズンの開幕を待たずしてハースのマシンを初ドライブする運びとなった。 そして平川の起用は、今秋に発表されたハースとTOYOTA GAZOO Racingの提携を象徴するものと言える。 ハースとトヨタはドライバー育成の面で協力していくこととなっており、テストなどを通してトヨタドライバーがF1マシンを走らせ、ゆくゆくはF1のレギュラードライバーとなるチャンスが開かれた。そしてハースF1をドライブすることになったトヨタドライバーの第1号が、平川ということになる。 トヨタでWEC(世界耐久選手権)に参戦する平川は、今季マクラーレンのリザーブドライバーを務め、シミュレータや旧車テストを行なってきた。そしてアブダビGPのFP1で、ついに公式セッションデビューを果たすことが決まったが、そこから4日後のポストシーズンテストでも、チームを跨いで異なるマシンを走らせる機会を得た形だ。
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