小池都知事が定例会見4月28日(本文2)神宮外苑再開発の日本イコモス案は課題が多い
事業者の計画について環境などへの影響をどう感じているのか
東京新聞:東京新聞、土門です。私、外苑再開発、イコモスの提言についてちょっと補足で伺わせてください。都は今、環境影響評価審議会で審議をしていると思いますが、知事ご自身は事業者の計画について、環境面とか景観の面で、影響をどのようにお感じになっているか教えてください。 小池:さまざまな分析がございますし、都としてのまちづくりという、さまざまな観点から考えていく必要があるのではないかというふうに思っております。読売、大野さん、どうぞ。
育児休業の愛称、どう広めていくのか
読売新聞:読売新聞の大野です。お話があった育児休業の愛称のことで伺います。大変興味深い試みだなと思ってるんですが、一方で、これをどう、愛称を決めたあと、どう広めていくかということなんですが。例えば知事もおっしゃっていたように、これ法律用語であるわけで、国に対して、例えばそれを変えるように働き掛けていくのかとか、あるいは東京都としても「職員の育児休業等に関する条例」というのを持っていたかと思うんですけれども、そういうところから変えていこうというおつもりなのか、あるいはもうちょっとハードル低くして、都のイベントとか啓発活動でそういう決まった愛称を使っていこうとか、今のところどういうふうにそういう愛称を広めていこうとお考えなのかというのをちょっとお聞かせください。 小池:いろんな場面でこれを、通ずるような愛称を皆さんから募集していくわけであります。法律用語と、それから愛称と違うことがしばしばございますけれども、基本となる法律の名称から変えるというのも、なんて言うんでしょうか、子供を大切に産み育てて、かつ男性、女性を超えて育児を行うことがもうごく当たり前だと。それが社会の、日本という社会の生き方の中に溶け込んでいくというためには、まだまだ育児のために休業するというのが、なんとなく後ろめたさを感じさせるようなことがあっては進みづらいんだろうなと。ですからこういうキャンペーンを行うことによって実際の労働環境であるとか上司の対応とか、こういったことが変わってくればというふうに期待をしているところでございます。