20・30代の今後のライフプランはどうするべきなのか? 2070年の人口ピラミッドから考えられる事象をFPが解説
まとめ
今回挙げた内容は、直接的にはお金の話ではありません。介護が必要になった場合に備えて何らかの行動を起こすときに、初めてお金が登場します。 多くの方は「なんとなく老後の生活が心配だから、どのようにお金を貯めればよいか」ということに意識が向いているように感じます。 確かに、どのようにお金を貯めるかも、ファイナンシャル・プランニングを構築するうえでは、重要な項目のひとつです。しかし、お金は何かの目的のために使ったり、貯めたりするものです。したがって、貯める方法を考えるよりも、「何のために使い、貯めるのか」という目的を明確にする必要があります。そのうえで、どのように貯めるのかを考えていきます。 私たちを取り巻く環境は、おそらく、今後も変化し続けるでしょう。変化を捉え、状況に応じてどのような対策を打てばよいか。そのためにお金を貯め、使うという考え方を持つようにしましょう。 出典 厚生労働省 令和5年(2023)人口動態統計月報年計(概数)の概況 国立社会保障・人口問題研究所 日本の将来推計人口(令和5年推計) 結果の概要 執筆者:重定賢治 ファイナンシャル・プランナー(CFP)
ファイナンシャルフィールド編集部