「すばらしいものできた」盛岡で皇室への献上りんごの箱詰め
盛岡市で皇室への献上リンゴの箱詰め作業が27日、市内のホテルで行われた。 リンゴの献上は、盛岡市に司令部が置かれていた旧帝国陸軍の騎兵第23連隊に故秩父宮殿下が勤務された縁で昭和15年から始まった。蛍雪会(山口久昭会長)のメンバー13人。いずれも岩手県内で指折りの優れたリンゴ農家として知られ、えりすぐったリンゴを持ち寄って皇室に献上している。 この日、箱詰めされた献上リンゴは「ふじ」と「はるか」の2品種。蛍雪会の13人が1玉ごとにフルーツキャップをかぶせ、1ミリの傷でも献上から除外しながら、「ふじ」は28玉入りを7箱、「はるか」は35玉入りを5箱を箱詰めした。 山口会長は「会員の努力で今までにないすばらしいリンゴができた。天皇、皇后両陛下をはじめ皇族の方々においしく食べていただけると思う」と話していた。献上リンゴは28日に宮内庁に届けられる。
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