メジャー挑戦の阪神・青柳晃洋「ただただお金が欲しいだけだったら日本に残った方が僕は儲かる」
「全くなかったっすね。プロ入ったらそのプロ野球で自分が活躍するとも思ってなかったですし、ここまでできるとも思ってなかったんで。それこそ今の気持ちで言えば、入団した当時みたいに自分が一番下手くそ、一番下だと思ったところからどんどん上がっていけるように。向こうに行ったら自分が一番下だと思うんで、技術的にも。なんで、そこでしっかり勝負してって、1個でも上に登れるように頑張れたらなと思ってます」
--海外FA権というより、年齢も踏まえてポスティング
「年齢考えたらね、海外FA(権)なんか取ったら…国内(FA権)すら取れてないんで。となると35歳とかになるんで。菅野さんはそれでもいけますけど、僕はそこまでの熱量は持っているかどうかわかんないので。自分が元気なうちに、挑戦できるうちに挑戦させてほしいっていうのを球団に伝えたんで。だからポスティングって形になりました」
-ーチームでは藤浪がメジャーへ。そういうのも身近に感じたか
「身近…? どうすかね晋太郎自体は、ポテンシャルだったりとか、日本人の中でもトップクラスだと思うので。僕はそういう選手ではないので。160キロ投げたりとかもすることできないですし、身近ではないですけど。晋太郎のポテンシャルがあれば行ってもおかしくないかなと思いますけど、逆に言うと僕みたいな大した選手じゃないのも行って活躍したら他の選手の希望にもなるかなと思うので。そういう部分でも自分の持てる力で挑戦したいなっていうのは思っています」
--メジャーは活躍すればお金稼げるような世界だが
「そうっすね。もちろん活躍してね、稼げたらベストですけど。どんな契約になるかは僕は知らないですし、何の話も進んでないので何とも言えないですけど。ただただお金が欲しいだけだったら日本に残った方が僕は儲かると思っているんで。それよりも自分が野球選手として後悔がないように、挑戦できるチャンスをいただいたんだから、そこに挑戦していけるようにという風に僕は思っていますね」