メジャー挑戦の阪神・青柳晃洋「ただただお金が欲しいだけだったら日本に残った方が僕は儲かる」
今オフにポスティングでの米大リーグ移籍を目指す阪神・青柳晃洋投手(30)が5日、西宮市内の鳴尾浜で練習後、報道陣の取材に応じた。やり取りは次の通り。 【写真】観戦に来ていたちびっ子を抱えて階段ダッシュをする青柳 --ポスティングが認められて 「本当にポスティングは球団の権利なんで。その中でも自分のわがままというか、行きたいっていう気持ちを通してくれた、後押ししてくれたっていうのは、本当に感謝でしかないなっていう風に思ってますね」 --メジャーへの思いはいつぐらいから、どんなきっかけで 「最初はやっぱ、オリンピックですかね。全く通用しなかったっていうのが悔しかったですし。その後、国際大会も出たいなと思ったんですけど出られていないんで、話す機会はなかったですし。でもやっぱりその後タイトルをとったりとか、日本である程度活躍させてもらったぐらいから、別の野球があるんだったら経験してみたいなっていうのはずっと思ってました」 --球団との話し合いは、いつぐらいから 「そのタイトルをとったぐらいから行きたいっていうのは話してましたけど。やっぱりそれは球団との兼ね合いもあるんで、行きたいからどうぞってわけにはいかないと思ってたんで。話をずっと続けながら、今年に至ったって感じですね」 --念願の挑戦 「念願。そうっすね。正直言って、この2年間はタイガースとしてはあまり活躍はできなかったですけど、それでも自分の体の衰えとかはないと思っているので、体が元気なうちに、本当に自分の挑戦っていうことで行ってみたいなっていう気持ちが強いんで、そういう部分では本当に結果うんぬんよりも、自分が挑戦することに意味があるじゃないですけど、挑戦した結果、先、どうなるかわかんないですけど、しっかりと挑戦していきたいなっていうのは思っています」 --大リーグへの憧れは 「もちろんそのワールドシリーズ、この間もやっていましたし、ああいう舞台で投げられるっていうのは素晴らしいことだと思いますし。日本人選手が活躍している、(山本)由伸とかも見てますし。もちろん目指すはそこですけど、まずは自分がやってきた野球がどれだけ通用するのかとか、また日本の野球と向こうの野球は違うと思うので、そこをまた感じたりとか。そういう部分で本当に経験が一番財産だと思うので、自分が思っているのと経験したのは違うと思うので、まずは経験ができるところに行きたいなと思ってますね」 --プロになった時から大リーグ志向はあったのか