アストロズからフリーエージェント（FA）のジャスティン・バーランダー。(C)Getty Images

　ヒューストン・アストロズからフリーエージェント（FA）のジャスティン・バーランダーに対し、MLBの複数の球団が興味を持っていると米複数メディアが報じた。 【画像】花巻東、日ハム、エンジェルス時代の大谷翔平の厳選ショット 　41歳となったメジャーリーグ殿堂入り確実の右腕バーランダーは昨季、肩と首の故障の影響で17先発（90.1回）のみの登板に留まり、5勝6敗、防御率5.48の成績を残した。 　また米移籍情報サイト『MLB Trade Rumors』は「あまり世間では話題になっていないが、複数のチームが興味を持っている」と記し、続けて「将来の殿堂入り候補であるバーランダーが42歳でシーズンを迎える中、良いニュースはバーランダーが現在42歳のシーズンに向けて『絶好調』だということだ」と指摘した。 　同専門サイトは、さらに「バーランダーは素晴らしいキャリアを通じて名声を得てきたが、年齢を重ねるにつれて必然的に健康問題が増えてきた」と現状を伝えており、同選手について「健康であれば、まだ活躍できるピッチャーになれることを示している」と評価した。 　またバーランダー獲得の有力候補については、「投手は常に必要とされているため、いくつものチームが獲得を目指している可能性がある」と伝え、また「バーランダーは優勝候補チームへの移籍を優先していると推測でき、ヒューストン・アストロズがバーランダーの獲得に興味を示していることが知られている唯一のチームだ」と報じた。 　昨年の11月には、アストロズの球団GMのダナ・ブラウン氏と同選手の代理人が「話し合いをした」ことを同専門サイトが報道。ベテラン右腕バーランダーの去就から今後も目が離せない。 構成●THE DIGEST編集部