4.5万いいね!話題の白まいたけの使い方も「雪国まいたけ」の社員が絶賛する本当においしいまいたけレシピ【中の人に聞いてみた】
まだまだ続きそうな物価高。 わが家は今年の目標に「食費を上手に節約すること」を掲げました。 【画像で確認】雪国まいたけの公式Xでバズった、まいたけの白だし唐揚げの作り方 なるべく出費は抑えたいけれど、ガマンするのはつらすぎる…! できるなら、節約しながらおいしいものをお腹いっぱい食べたいのです。 そんな私が最近目をつけた食材が、「きのこ」。 秋が旬のイメージですが、実は通年出回っており、価格も比較的安定している食材です。 うまみも抜群で、カロリーも低め。 「きのこ」を積極的に食べれば、節約のついでにダイエットにもなりそうです。 そこで検索しました。きのこのレシピ。 そんな中で目を引いたのが、「雪国まいたけ」の公式Xでバズっていたまいたけのから揚げです。 まいたけってお鍋に入れるくらいで、から揚げにするなんて発想もなかった…。 雪国まいたけの公式Xには、ほかにもまいたけの天丼、まいたけの味噌汁、まいたけのクリーム煮…と今まで試したことのなかったレシピがたくさん紹介されており、しばらく見入ってしまいました。 そして決断! 「今冬はまいたけをマスターする!!」 まいたけを知るには、まいたけ業界の中の人に聞くのが一番!と「雪国まいたけ」に問い合わせてみたところ、いろいろなお話を伺うことができました。おすすめの食べ方もたくさん教えてくれたので、今回みなさんにも共有させていただきます。 最初にいっておきます。今回紹介するレシピ、全部超絶おいしいです! ■「雪国まいたけ」は大株で育てるからおいしい! 取材に応えてくれたのは「雪国まいたけ」の菅野さんと浅子さん。最初に見せてくれたのが、直径20cmほどもある超特大のまいたけの大株です。まるで、ブーケのよう!! 「大きく作ると肉厚で歯切れのいいまいたけになるんです。まいたけは茎の部分もおいしいんですが、この茎の部分も大株で作るとたくさんできるんですよ!(菅野さん)」 真ん中でカットしてみると、本当だ、茎が大きい! この部分もおいしく食べられるんですね。 「まいたけは油と相性がいいので、天ぷらやから揚げにすると絶品です。天丼も、先日公式Xで多くの反響をいただいたレシピですよ!(浅子さん)」 ということで、雪国まいたけの公式HPで紹介されているレシピの中から、まずは浅子さんが教えてくれたフライパンで作れる、揚げないまいたけの天丼に挑戦してみました! 雪国まいたけ極で揚げずに天丼 【材料・2人分】 雪国まいたけ極…2~3パック 薄力粉…適量 ころも 薄力粉…60g 片栗粉…10g 冷水…90ml マヨネーズ…大さじ1/2 油…大さじ3 たれ 醤油…大さじ1 白だし…大さじ1 みりん…大さじ1 砂糖…大さじ1 ご飯…300g 【作り方】 1.雪国まいたけ極は2等分に手でさき、薄力粉をまぶす。 「まいたけは茎の部分の食感も楽しめるように、大きめにさくのがポイントです!(浅子さん)」 2.ボウルに薄力粉、片栗粉を入れて混ぜ、冷水、マヨネーズを加えて混ぜ合わせたら雪国まいたけ極に絡める。 3.フライパンに油を強めの中火で熱し、2を片面ずつカリッと焼く。 「少量の油で作れるので、普段揚げものをしないご家庭にもおすすめですよ(浅子さん)」 4.鍋に醤油、白だし、みりん、砂糖を入れて中火で熱し、煮立ったら1分煮る。 5.器にご飯を盛り、3をのせて4をかける。 できあがった天丼がこちら! 大ぶりのまいたけをがどーんと乗った、迫力ある丼になりました。 厚みのあるまいたけは、しっかりとした歯ごたえ。かむたびにまいたけの香りがふわ~と口の中に広がります。大きくさいた茎の部分も弾力があり、食べごたえがありました。 それにしてもまいたけってうまみが濃いな~!!と改めて感激。おうちで作ると、作りたてがお安く味わえるのもうれしいですよね。 「私はまいたけを小さくさいて、塩昆布とチーズをのせてレンチンするのが好きですね。簡単で、酒のつまみにもぴったりです。酔っ払っていても作れますよ(笑)(菅野さん)」 「あと『みそ汁』に入れてもおいしいです! 私のおすすめはまいたけをごま油で焼いてから入れること。このひと手間でぐっと味わい深いスープになります。仕上げにバターをのせると、コクもプラスされて最高なんです(浅子さん)」 さすが「雪国まいたけ」の中の人、おいしそうなレシピがポンポン出てきます! ■味わいすっきり! きのこ嫌いも食べられる「白まいたけ」に注目! ところで、冒頭で見せていただいた大株ですが、普通のまいたけの隣にある白い大株も、まいたけなんですか? 「そうなんです。白まいたけは2022年8月にデビューしたばかりなんですよ。白まいたけの研究と開発は90年代から進めていたものの、なかなか思うようにいかず、ようやく商品化までこぎつけた貴重なまいたけです」 味も普通のまいたけと違うんですか? 「普通のまいたけよりも若干やわらかく、味わいもすっきりしています。まいたけには独特の風味がありますが、白まいたけはその風味がそこまで強くないので、きのこが嫌いな方でも食べやすいかもしれません。以前イベントで白まいたけのリゾットを試食した親子が『うちの子はきのこが全然だめなんだけど、これは食べられた』と驚いていましたよ(菅野さん)」 ますますどんな味か気になります。まいたけは和食のイメージでしたが、洋食にも合うんですね。 「とくに白まいたけは洋風の料理と相性がいいんです。普通のまいたけのように煮汁に色がついてしまうこともないので、リゾットやシチューなどにおすすめですよ(菅野さん)」 そこで作ってみました、白まいたけのリゾット!(こちらも雪国まいたけの公式HPで紹介されているレシピです) 白まいたけは最近手に入れやすくなっているので、ぜひ店頭で見つけてみてくださいね。 白まいたけのリゾット 【材料・2人分】 雪国まいたけ極「白」…1パック ウインナー…3本 にんにく…1片 ごはん…240g コンソメ(顆粒)…小さじ1 牛乳…100cc 水…200cc サラダ油…大さじ1 粉チーズ…大さじ4 塩・こしょう…少々 (オリーブの実、アンチョビをお好みで ) 【作り方】 1.白まいたけは食べやすい大きさにさく。 2.ウインナーは食べやすい大きさに切り、にんにくはすりおろす。 3.フライパンにサラダ油を熱し、にんにくを弱火で炒め、香りが出てきたら1、ウインナー、(お好みでオリーブ、アンチョビ)を加えて炒める。 4.3にコンソメ、牛乳、水を加え、軽く煮立てたらごはんを加え、弱火で煮る。 5.水分がなくなりはじめたら、粉チーズを加えてからめ、塩・こしょうで味を調えてできあがり! 真っ白な美しいできばえです! 食べてみると、うんうん、たしかにまいたけ特有の風味をやわらげたようなすっきりとした味わい。でもきのこのうまみはちゃんと濃く、濃厚なチーズのコクとものすごくマッチしています。 「仕上がりが白く、食卓を華やかに演出してくれるのでハレの日にもおすすめです(菅野さん)」 「マリネも簡単なのでぜひ作ってみてください! 白まいたけをオリーブ油で炒めて、レモン汁・鶏ガラスープの素・砂糖・おろしにんにくであえるだけ。家にある調味料で作れるお手軽な1品です(浅子さん) 」 「まいたけは、きのこの中でも栄養価がトップクラス。使い切れないものは、食べやすい大きさにさいて冷凍保存するといいですよ(菅野さん)」 今回の取材を通して、普通のまいたけと白まいたけを使い分ける楽しさを覚えてしまった私。お店で白まいたけを見つけると、「私、このきのこの上手な使い方知ってる~♪」と得意げにカゴに入れるようになりました。 まいたけのレシピは、雪国まいたけの公式HPやSNSにレシピがたくさん掲載されているので、ぜひみなさんもチェックしておうちで試してみてくださいね! 文=齋藤久美子