日本代表、中国代表戦予想スタメン全選手紹介。インドネシア戦からの変更はあるか?
日本代表は19日、FIFAワールドカップ(W杯)26・アジア最終(3次)予選の第6節で中国代表と対戦する。ここまでの5試合で4勝1分けと圧倒的な強さを見せる日本は、グループリーグ2度目の中国戦にどのような布陣で臨むだろうか。スタメンを予想する。 【画像】サッカー日本代表、中国戦の予想フォーメーションはこちら!
GK:鈴木彩艶
生年月日:2002年8月21日(22歳) 所属クラブ:パルマ(イタリア) 24/25リーグ戦成績:11試合13失点 日本代表通算成績:15試合9失点 15日に行われたワールドカップ・アジア最終予選第5節・インドネシア代表戦ではチームを救う活躍を見せた。9分、板倉滉がボール処理を誤ったところから、鈴木彩艶は相手チームのFWラグナー・オラットマングーンとの1対1を迫られたが、この大ピンチを右足で凌ぎ切り、相手に流れを渡さず。日本の4-0快勝に大きく貢献した。 課題とされるハイボール処理では危ういシーンも見られたが、無理な体勢から反応してしまう悪癖のような形ではない。体幹がしっかりした状態でボールを正面から処理しようと試みており、今後は技術の向上で改善できそうな予感がある。 前回の中国戦では鈴木の出番は無いに等しかったが、今回の舞台はアウェイ。不測の事態の発生は十分にあり得るが、それでもこのGKならば対応できるだろう。覚醒は間近に見える。
CB:高井幸大
生年月日:2004年9月4日(20歳) 所属クラブ:川崎フロンターレ 2024リーグ戦成績:22試合2得点 日本代表通算成績:1試合0得点 前節インドネシア代表戦で不安定さを見せたのが、3人のセンターバックを並べた最終ラインだ。劣悪なピッチコンディションと悪天候も大きく影響を与えたが、11月シリーズ直前に負傷した谷口彰悟の不在が響いている。 インドネシア戦を除くこれまでの4試合で3バックの真ん中を務めたベテランは、ビルドアップと対人を高いレベルでこなしていた。冨安健洋もDFとしてオールラウンダーの活躍を見せていたが、彼も負傷中で同シリーズには招集されていない。 彼ら不在の影響を緩和する存在として、高井幸大の先発抜擢は十分にあり得るだろう。。チーム最年少のDFはセンターバックを生業としており、所属元の川崎フロンターレでは最後方からロングボールを供給している。今年7月~8月に行われたパリ五輪ではU-23日本代表のセンターバックとしてビルドアップのほか、インターセプトにも積極的な姿勢を見せた。 インドネシア戦ではベンチに入ることも叶わなかったが、今こそその能力と可能性を示すときだ。A代表スタメンデビューに期待がかかる。