日本代表、中国代表戦予想スタメン全選手紹介。インドネシア戦からの変更はあるか?
MF:遠藤航
生年月日:1993年2月9日(31歳) 所属クラブ:リバプール(イングランド) 24/25リーグ戦成績:5試合0得点 日本代表通算成績:66試合4得点 遠藤航は15日に行われたインドネシア代表との一戦でフル出場。10月15日に行われたワールドカップ・アジア最終予選第4節・オーストラリア代表戦は体調不良により欠場したが、この試合で日本のキャプテンの重要性が改めて明らかになった。 前半は目立ったシーンはなかったが、強度が落ちてくる後半には要所で輝きを放つ。相手陣地で激しいプレッシングを試み、ライン際でボールを奪って自チームのチャンスに繋げる場面が見られた。 9日5日のホーム・中国戦ではコーナーキックからヘディングでゴールを決めており、今回も良いイメージを持ってゲームに臨めるだろう。なお、最終予選開幕後、遠藤が出場した試合では失点していない。
MF:守田英正
生年月日:1995年5月10日(29歳) 所属クラブ:スポルティングCP(ポルトガル) 24/25リーグ戦成績:11試合2得点 日本代表通算成績:39試合6ゴール ワールドカップ・アジア最終予選開幕後、毎試合MVP級の活躍を見せているのが中盤でタクトを振るう守田英正だ。前節インドネシア代表戦でも抜群のクオリティを見せている。 データサイト『FotMob』によれば、タッチ数両チーム最多でありながらパス成功率92%を誇り、ロングボール成功率は100%を達成。アタッキングサードへのパス本数は両チームトップの「17」を記録し、ゲームメイカーとして日本の攻撃を何度も起動した。 この試合で自身があげた得点は相手のミスによるものだったが、グラウンダーでゴール左隅を狙える精度はさすがのひとこと。日本がワールドカップ本戦出場を確定させるまで、守田はコンディションに問題がない限りピッチに立ち続けるだろう。
ST:久保建英
生年月日:2001年6月4日(23歳) 所属クラブ:レアル・ソシエダ(スペイン) 24/25リーグ戦成績:13試合3得点 日本代表通算成績:39試合5得点 久保建英は前節インドネシア代表戦は出番がなかったが、それゆえにコンディションに不安はないだろう。先の試合でシャドーに入った鎌田大地も素晴らしいクオリティを見せたが、これまでのワールドカップ・アジア最終予選を振り返っても、森保一監督はローテーションさせる道を選ぶだろう。 9月5日に行われたホーム・中国戦でも久保はフル出場しており、1ゴール2アシストと圧巻の成績を残している。数字に残らない部分でも貢献度が高く、データサイト『FotMob』によればチャンスメイクを4回も行った。この試合、スコアに繋がらなかった決定機のほとんどは久保から生まれている。 前節に続き、今回も堂安律が右ウイングバックとして先発起用すると見られるが、選手間のコンビネーションにも期待できるだろう。久保は鎌田と比べるとサイドに流れてチャンスメイクを試みる場面が目立ち、先の中国戦で堂安とポジションチェンジを繰り返していた。 久保がピッチに立つ場合は相手も最大限の警戒で応対してくると予想されるが、真ん中に意識が集まってくれば日本のサイドアタッカーたちが活性化するはずだ。どのような対応策を講じるにしても、日本の攻撃陣を防ぐのは容易ではないだろう。