15戦目で初の完封勝利!エスポラーダ北海道イルネーヴェ・田辺陸監督「最初に取り組んだのは守備」就任1年目で取り組んだチームづくり|フットサル
今シーズンで一番一体感があった
●エスポラーダ北海道イルネーヴェ|白戸愛華 ──今日の試合を振り返って。 前節で悔しい思いをしたなかで今節を迎えましたが、最初から最後まで、ここまで集中してディフェンスをやりきれた試合は今シーズン初めてでした。そこに関してはかなりチームとして前向きに捉えています。 ただ、攻撃面ではもっと得点が取れるシーンがあったので、次節も勝つために、しっかり決め切れるチームにしていきたいなと思います。 ──自身の出来はいかがでしたか? 個人としては、ショートカウンターの場面でボールを奪った時に、もう一つ運べるところで打ってしまった場面がありました。そこを丁寧にプレーして、もう少し冷静にゴール前でボールを運べる選手になりたいという目標があるので、そこに関してはあまり良くなかったと思っています。 ──悔しい試合が続いていましたが、今日は選手たちが楽しそうにプレーしている雰囲気を感じました。 今シーズンで一番、チームとして一体感があったのかなと思っています。 ──一体感を出すために取り組んだことはありますか? チーム内であまり良くない空気感があり、それで負け続けていたのが現実としてありました。そこを断ち切るために、今シーズン初めて選手全員で集まって、一人ひとりが思っていることを伝えるミーティングをしました。 そこで「もっとこうしよう」という意見もあったし、厳しい意見もありました。私たちの課題として、立ち上がりが良くなく、アップから試合に入れていないと感じている選手がいました。そこに関してもっと集中していこうという声は多くありました。 今シーズン初めてお互いに意見を言い合ったことで、思っていることがあった選手は、スッキリしてプレーできたと思います。 ──次節に向けて。 監督も言っていたように「来シーズンもイルネーヴェを応援したい」と、今応援してくださってるサポーターの方に思ってもらえるような試合をしたいと思っています。