お風呂場にある鏡の水垢をきれいに取りたい!専用のシートを買わず、自宅にあるものでクリーニングできないでしょうか?
「お風呂場にある鏡の水垢が気になって仕方ない」そんな悩みをお持ちの方もいるでしょう。実は、専用のクリーニングシートがないから掃除ができないと諦めることはありません。今回は専用のシートを買わなくても、ご自宅にあるもので簡単に鏡の水垢を落とす方法をご紹介します。 ▼「シャワーだけ」vs「お湯をためる」1人暮らしはどっちがお得? それぞれの水道代・ガス代を比較
お風呂の鏡につく水垢は2種類ある
お風呂場の鏡に付着する水垢には、「ウロコ状の汚れ」と「白い粉末状の汚れ」の2種類があります。 ウロコ状の水垢の主な原因は、水道水に含まれるミネラル成分です。シャワーで何度流してもきれいに落ちないのは、汚れを落とすのに使っている水道水も原因だからです。 水道水にはカルシウムやケイ素、マグネシウムなどのミネラルが含まれており、鏡に残った水滴が蒸発することでミネラルが結晶化し、酸素や二酸化炭素と結びついて鏡にこびりつきます。これが蓄積することで、ウロコ状の汚れになります。 一方、白い粉末状の汚れは、シャンプーやボディーソープなどの石鹸カスが原因です。この石鹸カスによる汚れは、ほとんどが酸性です。汚れの原因によって掃除の方法が異なるので、それぞれに適した対策を行いましょう。 ■自宅にあるものでウロコ状の水垢を落とす方法 実のところウロコ状の水垢は、自宅にあるもので簡単に落とせます。水垢はアルカリ性なので、酸性のお酢を使うことで効果的に取り除くことが可能です。準備はとてもシンプルで、お酢と水を1:1の割合でスプレーボトルに入れて、よく混ぜ合わせるだけです。これを鏡全体にスプレーし、その上にラップやペーパータオルを貼り付けます。 30分ほど放置した後、ラップやペーパータオルを取り除き、ペーパータオルで円を描くように鏡を磨きましょう。最後に水で洗い流し、乾いたタオルでしっかり拭けばお掃除は完了です。 ■自宅にあるもので白い粉末状の水垢を落とす方法 白い粉末状の水垢は、石鹸カスによる酸性の汚れです。このタイプの汚れには、アルカリ性の歯磨き粉が効果的です。まずは、普段歯磨きに使う程度の歯磨き粉を乾いた布につけて軽くなじませた後、その布で鏡を拭いてください。鏡に傷をつけないように、丁寧に汚れを取り除いていきましょう。 磨き終わったら、水でしっかりと洗い流します。水滴が残ると新たな水垢の原因になるので、鏡を乾いたタオルでしっかりと拭き上げてください。