東京ディズニー、3300億円「クルーズ船」就航へ。寄港地“有力候補”だけじゃない国内への影響
商船三井の株価
【商船三井(9104)】 ・時価総額 約1兆7004億円 ・株価 4692円 ・自己資本比率 57.125% ・PBR 0.66倍 ・PER 5倍 ・配当利回り5.96% 商船三井の自己資本比率は57.125%とやや高めで、財務の安定性が比較的高い企業です。自己資本比率が50%以上であれば、健全な財務状況と考えられます。 PBRが0.66倍と非常に低いです。これは市場が企業の純資産価値に対して大幅に割安と評価していることを示しており、投資家にとって割安な投資機会となることが多いです。PERが5倍と低めです。PERが低いことは、利益に対して株価が割安であると市場が評価していることを示します。 配当利回りが5.96%と非常に高いです。これは、企業が投資家に対して魅力的な配当を提供していることを示しています。高配当利回りは、安定したキャッシュフローを持つ企業や利益を積極的に配当に回す企業に見られます。配当を重視する投資家にとっては非常に魅力的な銘柄のひとつといえるでしょう。
国内の観光業全体にもポジティブな影響
オリエンタルランドのディズニー・クルーズ事業は、強力なブランドを持つ企業が参入することを意味します。これは従来の国内クルーズ事業にはなかった新たな魅力です。当然、他社もさらに独自性を打ち出し、自社ブランド力の強化を進める動きが活発化することが予想されます。 また国内外の寄港地には新たなビジネスチャンスがやってくるので、多くの旅行関連のサービスが生まれていくはずです。 なにより旅行者にとっては多様な旅行プランは歓迎され、インバウンドの集客にもつながることが期待されるため、ディズニー・クルーズが新たな風を吹き込み、国内の観光業全体に対してもポジティブな影響を与えることになるでしょう。 <TEXT/鈴木林太郎> 【鈴木林太郎】 金融ライター、個人投資家。資産運用とアーティスト作品の収集がライフワーク。どちらも長期投資を前提に、成長していく過程を眺めるのがモットー。 米国株投資がメインなので、主に米国経済や米国企業の最新情報のお届けを心掛けています。Webメディアを中心に米国株にまつわる記事の執筆多数 X(旧ツイッター):@usjp_economist
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