【バドミントン パリオリンピック】連覇をねらうビクター・アクセルセンらメダル候補が初戦白星! 女子ダブルスの韓国ペアはまさかの敗戦
7月27日にパリオリンピック・バドミントン競技が、ポルト・ドゥ・ラ・シャペル・アリーナで開幕した。大会初日は各種目の予選リーグが行なわれ、世界のトップ選手らが大舞台でしのぎを削った。ここでは海外選手の結果を中心にお伝えする。 【パリ五輪2024】男子シングルス 予選リーグ・組み合わせ 前半のセッションに続いて行なわれた後半戦は、シード選手が敗れる波乱があった。女子ダブルス・世界ランク2位の李紹希(イ・ソヒ)/ペク・ハナ(韓国)が、デンマークのトゥーグセン/フォウガードにファイナルゲーム負け。第1ゲームを失った韓国ペアは、第2ゲームこそ21-9で取り返したが、ファイナルゲームは14本しか取れずに敗戦。メダル候補の一角が、まさかの黒星発進となった。 男子シングルスは、シード選手のジョナタン・クリスティ(インドネシア)が格下のベルギー選手に第1ゲームを奪われる展開となったが、第2ゲーム以降は立て直して逆転勝利。ラクシャ・セン(インド)は、前回の東京オリンピック4位のケビン・コルドン(グアテマラ)を2-0で制して、初戦を白星で飾った。また、五輪連覇をねらうビクター・アクセルセン(デンマーク)も快勝している。 そのほかの種目も、メダル候補がしっかり白星を獲得。男子ダブルスは2023年世界選手権王者の徐承宰/カン・ミンヒュク(韓国)やインドネシアに久々の金メダルを持ち帰りたいアルディアント/アルフィアン(インドネシア)らが勝利。女子ダブルスは譚寧(タン・ニン)/劉聖書(リュウ・シェンシュ/中国)が順当に白星を手にしたほか、志田千陽/松山奈未と同組の金昭英(キム・ソヨン)/孔熙容(コン・ヒヨン/韓国)らが勝利を飾った。
取材/バドミントン・マガジン編集部 写真/Getty Images