中学生殺傷事件「犯罪から子どもの命を守る」どんな備えや対策が
■防犯まちづくりが専門 熊本大学大学院 中迫由実准教授 「コロナが流行した時に、よく距離を取りましょうと小学生は先生に言われたと思うんですけども、防犯も同じことが言えます。(見知らぬ)相手が近づいてきたら、後ずさりして相手との距離を等間隔にすると、仮に刃物を出されても自分には届かない距離を相手ととることが大事だと思います」
【スタジオ】 不審だと感じたら、相手と距離をとる。スマホなどを見ながら歩くと、周りの環境がわからなくなるので控えた方がいいですね。 中迫准教授らが18歳から26歳の女性500人に行った調査で、「防犯意識に影響を与えたもの」を聞いたところ、「保護者からの注意」が全体の3割を占めています。まさに凶行といえる今回の事件ですが、家庭みんなで防犯対策を話し合うことが大切ではないでしょうか。