日本で一番「喫茶店」の数が多い都道府県はどこなのか 200人中、正解したのは約1割だった
日本で1番喫茶店の数が多い都道府県はどこかご存知でしょうか。 今回、アンケートを取ったところ、全体の約1割が知っているという事実が判明しました。 ◆【写真2枚】都道府県の「喫茶店の数」ランキングを見る 記事後半では、喫茶店数が1番多い都道府県の観光情報を紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本で一番「喫茶店」の数が多い都道府県はどこ?
LIMO編集部が全国の10代~60代の男女200名を対象に、「東京都」「愛知県」「大阪府」「兵庫県」の4択のうち、「日本で一番喫茶店の数が多い都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の53%が愛知県と回答。 次に多かったのが27%の東京都。そして13%の大阪府、7%の兵庫県という順番になりました。 愛知県を選んだ人が半数以上を占めましたが、日本で1番喫茶店が多い都道府県はどこなのでしょうか…。
4つの県にある喫茶店数を比較すると…
2023年に全日本コーヒー協会が公開したデータによると、日本で1番喫茶店が多い都道府県は大阪府です。気になる喫茶店数は 6758店となっています。 2番目に多いのは愛知県の6171店。3番目が東京都の6121店、4番目が兵庫県の4038店でした。 モーニングや小倉トーストといった喫茶店文化でよく知られる愛知県が2位とは、少し意外な結果ではないでしょうか。 大阪に喫茶店が多い理由は諸説ありますが、大阪では戦前からコーヒー文化が栄えていたんだとか。神戸港から入ってきたコーヒー豆がすぐ近くの大都市・大阪で多く消費されてきたという歴史が、喫茶店の多さに繋がっているのかもしれません。 ちなみに、喫茶店1店舗あたりの人口が1番多いのは茨城県の 4817人、1番少ないのは高知県の831人でした。
喫茶店が1番多い大阪府の観光スポットを紹介
日本で1番喫茶店が多い大阪府には、ユニバーサルスタジオジャパンや通天閣、海遊館といった魅力的な観光スポットが数多くあります。 また、たこ焼き、お好み焼き、串カツといったご当地グルメも充実。 とくに近年は、アジアを中心としたインバウンド客に人気な観光地となっています。 2022年の大阪の延べ宿泊客数は3052万人で、そのうち外国人宿泊客数は213万人。外国人旅行消費額は1883億円でした。 ●調査概要 調査日:2024年6月24日 調査人数:200人(全国の10~60代)
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・全日本コーヒー協会「都道府県別 喫茶店数、一店舗当たりの人口」 ・大阪観光局「国際観光文化年・大阪をめざして」
小野田 裕太