センバツ2024 開会式 胸躍る聖地、堂々行進 大阪桐蔭、第5日に初戦 /大阪
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕した。曇り空から少しずつ差し込む光を受けて輝く芝生や黒土を、大阪桐蔭の選手らは堂々と踏みしめて行進。待ちに待った春の大舞台に胸を躍らせた。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 出場全32校のうち13番目に登場。プラカードを手にした野球部員の今井武尊(たける)さん(3年)を先頭に、センバツ旗を掲げた宮本真司郎主将(同)らが元気よく腕を振って歩みを進める。行進の音頭を取った副主将、山路朝大(あさひ)内野手(同)は最後尾から「1、2、1、2」と声を張り上げていた。 開会式を終えた宮本主将は「行進前からみんなワクワクしていた。小さい時から夢だった甲子園。まずはグラウンドに立ててうれしかった」と笑顔を見せ、「日本一に向け、まずは初戦でどれだけベストを尽くせるかだと思う。しっかり準備したい」と語った。大阪桐蔭は大会第5日の22日、1回戦で北海(北海道)と戦う。【小坂春乃】