【福井県の冬の味覚レシピ】 保存食「はまなみそ」のっけごはん バターとあわせると禁断の味!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、しらいさん。
vol.212 はまなみそのっけバターごはん
「はまなみそ」は、大豆や米を発酵させてできた「もろみ」に茄子や紫蘇などを漬けたおかずみそ。福井に昔から伝わる冬の保存食で、味噌屋さんかスーパーなどで購入できます。秋冬の限定販売、そしてなくなり次第終了の季節商品です。 このはまなみそ、滑らかで優しい甘さ、そしてコクと旨みがあって、ごはんのお供として最高です。普通に白いごはんにのっけて紹介しようとしたところ、たまたま残ってたバターライスにのっけたら、なんと、すんばらしくおいしい。はまなみそとバターの出合い……コクのぶつかり合い、相乗効果。ああ、見つけてしまった……禁断の味。ぜひ一度試してみてください。 ■材料(1人分) ・はまなみそ:好きなだけ ・ごはん:好きなだけ ・バター:適量 ■作り方 (1) 炊きたてのごはんにバターを混ぜる。はまなみそをのっける。 バターはお米に混ぜて炊いても、あとのせでもOK。私は一緒に炊いた方が味わいがマイルドで好きです。 昨日の白央さんの新玉丼、新玉ねぎと玉ねぎは別物ですよね。ほんと。生の場合は特に。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
しらいのりこ