12月のウインターカップでゴール下を支配した福大大濠の渡邉伶音 [写真]＝伊藤大允

　1月1日、アルティーリ千葉が福岡大学附属大濠高校3年の渡邉伶音が特別指定選手として加入することを発表した。背番号は「42」。 　現在18歳の渡邊は、地元千葉県出身で206センチ98キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。千葉県柏市立土中学から福大大濠高校へ進学すると、世代を代表するビッグマンとして活躍した。記憶に新しいところでは、昨年12月に行われたSoftBankウインターカップ2024で同校の3年ぶり4回目の優勝に貢献。さらには11月にはFIBAアジアカップ2025予選Window2では現役高校生ながらロスター入り。残念ながら試合には出られなかったが日本代表に名を連ねた。 　その他、アンダーカテゴリーの日本代表として国際大会を経験。U16アジア選手権では準優勝を果たし、U17ワールドカップ2022、U19ワールドカップ2023、U18アジアカップ2024にも出場した。また、昨年はライジングゼファー福岡で特別指定選手として契約。2024年1月21日のA千葉戦でB2の最年少出場記録を作った。 　今回のAの千葉との契約について、渡邉伶音と新居佳英代表取締役CEOがクラブの公式サイトでメッセージを発表した。 ▼渡邉伶音選手 「この度、アルティーリ千葉に特別指定選手として加入することになりました渡邉伶音です。 　僕の生まれ育った、また僕の成長に関わってくださった多くの方々が住むこの千葉県のプロバスケットボールクラブで活動させていただける事がとても嬉しく、感謝の気持でいっぱいです。 　チームに少しでも貢献し、A-xxの皆さまの前でプレーできるよう、ハードに取り組みたいです。 　このような機会を作ってくださったアルティーリ千葉の皆さま、大濠高校、片峯先生に心から感謝します。 　皆さま、応援よろしくお願いします！」 ▼新居佳英代表取締役CEO 「渡邉選手は、恵まれた体格を活かしたリング周りのプレーに加え、アウトサイドシュートも打てるオールラウンドな選手です。 　ボールと選手が活発に動き回るアルティーリ千葉のプレースタイルにフィットすることを期待したいと思います。 　また、過去には日本代表にも選出され、先日行われたウインターカップ2024ではチームに大きく貢献し、優勝を果たしました。 　今シーズンこそB1昇格とB2優勝を成し遂げるべく、このシーズンのタイミングで、更なるレベルアップが必要とされます。 　渡邉選手の技術のみならず、勝利へのマインドセットと若手としてのエナジーでチームに貢献してくれることと思います。 　引き続き熱いご声援のほどよろしくお願いいたします」