名古屋市長選、立候補予定3氏が討論会(全文2)減税すると実は税収が増える
誰かに絞って手当するのは不公平
河村:一言。全然です。それから、なんですか、今でもコロナだって、全市挙げまして、一気に対応していこうということもやっておりますし、ほかの、当然のことながら、緊急事態宣言も協力してやっていますから。疫学調査が名古屋のは極めて優れていると。しかし、テレビでまったく報道されないと。だから、ほとんど知らないということですが、名古屋は少ないで分かるじゃないですか。もう認めたほうがいいですよ。明らかに少ないんですから、発病者は。 加藤:じゃあ横井さん、ちょっと戻してご発言いただきますが、2万円の問題、ここはお2人から反対の声が上がりました。これはいかがですか。 横井:市民の方々が困っているこのさなかにどうやってアプローチしていくのか、これは非常に重要な問題です。で、正直言って、誰が困っているのかっていうと、それはもう医療関係者も困っているし、飲食店の方も困っているし、仕事が減った人も困っているし、もう物販の方も困っている。デイサービスセンターの職員の方も困っている。もう困っている人だらけなんです、今。で、そこの誰かだけにこの手当をするっていうことっていうのは、逆にまた、これ、ある意味、不公平だし、誰がどれだけ困ってるのかっていうことをまた計算していくと、結局はその支給がまた遅れてしまう。ですから私は直ちに支援したい。
全ての市民の方々に迅速に配布
で、そのお金の原資は先ほど言いましたけれども、基金を使いますけど、さっき河村市長さん、あれ、買収だって言って、買収って犯罪ですよ、これ。公職選挙法違反では買収って断言した。これ、もう完全に名誉毀損ですよ。これ、ちゃんと調べています。買収かどうかなんていうのはきちんと調べた上で、問題がないということを確認した上で、私はちゃんと提案するし、財源も明らかにしている。これ、たぶん、なんですか、公債償還基金を使っていかんっていうことを言ってると思うんだけど、令和3年度予算、河村市長自身が償還基金を崩して予算を組んでるじゃないですか。私だって返しますよ。償還基金を使ってるのは河村市長なんです。そういったことからすると、自分だけよくて、人はいけない。これは非常に、これ、非常に、これ、まずいことですよ。 加藤:分かりました。 横井:それから。 加藤:じゃあ、どうぞ、もう一言。短く。 横井:2万円の件について、全ての市民の方々、困っている方、いっぱいいますから、全ての市民の方々に迅速に配布をする、と同時に経済回復にもつなげていくということが思いです。 加藤:分かりました。 司会:お声掛けはお控えいただきますよう、お願いいたします。 加藤:次のテーマにいきます。減税です。減税は河村市政1期目からの大公約で紆余曲折はありましたけれども今のところ5%減税、これが恒久化されているということであります。で、税収が減ったという、一時ありましたけれども、結果的に行政がスリム化されたという面もあったと思います。ここで河村さんにあらためてこの減税の目的、それから効果、そして今後どうするか、この辺りをまとめて、まずはお考えを聞きたいと思います。