名古屋市長選、立候補予定3氏が討論会(全文2)減税すると実は税収が増える
2万円の商品券配布には賛成しない
尾形:前半は横井さんのおっしゃる提案にほぼ賛成します。積極的疫学調査は評価しますし、保健所の皆さんには大変感謝いたします。そしてポイントはやはりPCR検査を圧倒的な数を増やすことだと思います。簡易的、あるいはスピードが速い方法でよいと思います。市中に広がっている感染を探し出して、そして陰性だと分かれば、ウイルス量が少ないと分かれば安心して医療現場の方も介護現場の方も働いていただけるし、子供たちも縛り付けられなくても伸び伸び過ごすことができるんではないかなというふうに思います。 それで、あと私が思うのは2万円の商品券配布は賛成しません。そんなお金があったんだとちょっと知らなかったので、2754億円もあったんですか。医療現場や介護現場で命懸けで働いてる皆さんにもっと手厚い支援をするべきです。偏見にさらされているということもありますし、民間などはコロナ対応をしているほど民間の病院は経営が逼迫して給料を減らされる、ボーナスを減らされるといったことが起こっているということを聞いております。 そして所得補償などは一律2万円の商品券ですと、これは買い物に行ったりまた出歩くっていうことでコロナ対策なのにどうなのかなっていう気もします。私はやはり困っているところに手厚く支援をするということが必要だと思います。 加藤:河村さん、どうでしょう。積極的疫学調査と今後の対策をお願いします。
名古屋はもう圧倒的日本一のコロナ対策
河村:まず名古屋はもう圧倒的日本一のコロナ対策で、数字を見ると少ないじゃないですか。これは明らかに。あれは県で出るから分かりにくいですけど、市で評価する場合、盛り場で評価せなあかんですよ。名古屋は少ないです。なぜかと。場所がどうのこうのじゃない、東京と大阪の真ん中だから、ものすごく、とてもいいんですよ、実は。違います。それはやっぱりほとんどテレビがやらないから分からん、これが。1日500人、だいたい動員して、みんなでですね。保健師さんは200人。あと300人、名古屋市から応援して、一番多いときは3000人に対して2日前、どこ行って、そのときに陽性者がおったんですと。2週間、大事にしとってくださいいうのを、先週は500人ぐらいまでに減ってきていますけど、徹底的な、地をはう対策をしとるということで、ほとんど知らされておりません。 だけど最近、国もやっぱりこういうことをきちっとやらなあかんなというときに入っておりますんで、これは大いに、さらにやっていこうと。それから横井さんが言った感染経路不明いうのはとんでもない話で、居酒屋A、居酒屋Bで、2つ、どっちで感染した場合は、分からんときでも感染経路は不明になるんです。しかし、その調査はAとB、両方できますから、それはできるということで、名古屋は現にやっております。 それから2万円で500億いうのはとんでもないですよ。今まで言っとったこととまったく違うことを言って。これ、貯金があるいうて、なんでも勝手に使える金じゃないんですよ。これは一応、総務省はなかなかに大変難しいことを言います。起債を返すために置いてた金で、なかなか、僕だったら、もっと継続的にちゃんと責任を持って使えるお金にしたいと思うよ。それを今考えております。一時だけ金払ってね、これ、違法じゃないですか、こんなこと。買収じゃないですか、本当に。そういう説もありますよ、これ。もうやめてください、こういう話は。今までそういうことをしとったんならいいですけど、違います、それは。【コノクニ***00:30:18】。あと、それから、経済的には大変に応援させていただいております。信長基金、6000億を超えました。 加藤:河村さん、一言、添えてください。積極的疫学調査、分かりました。これに加えて、これで止まってないかという指摘があるわけです。ここ、一言だけお願いします。