「エルメス」新店舗が麻布台ヒルズにOPEN!オープニング記念イベントを開催中
エルメス麻布台ヒルズ店が2月29日にオープン。メゾンと日本の伝統が、見事に融合された新名所が麻布台に誕生した。 ▶︎【写真15点】「エルメス麻布台ヒルズ店」の詳細写真をチェック パリの建築設計事務所RDAI(レナ・デュマ・アルシテクチュール・アンテリユール社)がデザインを担当。ファサード全面は和紙を挟んだ半透明のガラスに覆われ、透明から乳白色へと変化する表情を生んでいる。伝統的な箔の技法から着想した発光パネルを背後に配し、夜になると光り輝く建物はまるで灯篭のようだ。 自然を尊重し、内と外を緩やかにつなぐ日本の住居建築が反映されたつくりとなった。 店内は、古典からコンテンポラリーまで幅広いアートが溶け込んだ空間に。エミール・エルメス・コレクションから厳選されたスケッチや絵画に加え、フランス人アーティスト、ヨッヘン・ゲルネールによる遊び心溢れるイラストなどが展示されている。
オープン当日、開店前にオープニングセレモニーが開かれ、エルメス・インターナショナルエグゼクティブ・バイスプレジデントのフロリアン・クラエン氏、エルメスジャポン代表取締役社長の有賀昌男氏らによる、テープカットとりんごの木の植樹式が行われた。
パリのフォーブル・サントノーレ店の屋上庭園では、1940年代から“りんごの木”が大切に育てられてきた。エルメスのスピリットを麻布台の地に受け継ぐべく、新店舗にもりんごの木が植えられた。
2エリアで広がるエルメスの世界観
本店舗はメンズとレディス、2エリアの構成となっており、パリのフォーブル・サントノーレ店同様、メゾンを象徴するモザイクが各エントランスを飾っている。 まず、ひとつめの店舗のエントランスに一歩足を踏み入れると、登場するのはメンズのコレクション。正面に掲げられたスカーフは、日本人デザイナー・野村大輔氏によるものだ。 中央のオープンスペースにはレザーグッズ、ジュエリー、時計、馬具のコレクションが並ぶ。
メンズエリアの片側には、ホームコレクションが広がり、色鮮やかで遊び心に富んだテーブルウェアなどが揃う。