大阪府が失業者雇用の企業に支援金25万円 民間人材サービス会社と協力で緊急雇用対策
大阪府・民間人材サービス会社と協力で緊急雇用対策 失業者雇用に支援金25万円支給へ
大阪府の吉村洋文知事は9日午後、大阪府庁で定例会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う失業者対策として、民間の人材サービス会社と連携し新たな雇用先を発掘するなどの緊急雇用対策を行うと発表した。 【中継録画】吉村知事「コロナ禍で失業した方々に対し、早期再就職支援を行う」(2020年9月9日)
府と複数の民間人材サービス会社が共同体を形成
会見によると、府と複数の民間人材サービス会社が共同体を形成し、再就職を目指す人や休業中の府民らの就職支援策を行う。具体的には府が求人特集などの特設サイトをつくり、人材サービス会社が新たな雇用先を発掘し再就職を促していくという。
採用後3か月間定着で正規雇用1人あたり25万円支給
採用に至り職場に3か月間定着した場合は、失業した府民を採用した事業者に対して正規雇用で1人あたり25万円、非正規雇用で12万5千円の支援金を支給する方針。
吉村知事は「雇用を新しく掘り起こす力があるのは民間ですので、民間の力を借りて雇用の需要を掘り起こし、マッチングしていくことによって、一人でも失業者を少なくすることに力を入れていきたい」と話していた。