マジで「その要求」は無理っす……レンタカー店スタッフが実際に遭遇した迷惑客3選
毎日多くの方が出入りしているレンタカー店ですが、時々、耳を疑う非常識な行動をするお客様がいます。レンタカー店で実際にスタッフとして働いている筆者が、実際に遭遇したタチの悪い3組の迷惑客を紹介します。 【画像ギャラリー】自国の免許を国際免許と言い張る人もカンベン……意外と多い迷惑客(3枚) 文:ゆーたGVB(Team Gori)/写真:写真AC
■運転免許証不携帯なのにレンタカーを借りようとする無法者
レンタカーを借りる際は、有効な免許証を携帯している必要があります。当たり前の話なのですが、免許証を自宅に忘れてくるお客様や、有効期限が切れている免許証を持参するお客様がいます。 筆者が遭遇した迷惑な利用客は、貸出手続きの際、メインで運転する人の免許不携帯が発覚。同乗者が免許証を持っていたため、その人が運転することを条件に貸し出しましたが、クルマに案内すると何事もなかったかのように免許不携帯の人が運転席へ。その場で注意して、免許を携帯している方に変わってもらいましたが、目を疑う光景でした。 免許不携帯の人が運転して事故やトラブルがあった場合は、保険、保障ともに適用外となります。財布や鞄を入れ替える人に免許証忘れが多いので、家を出る前に必ず確認しましょう。また、最近は外国人観光客が増え、国際運転免許証の不備によるトラブルも増加していることを付け加えておきます。
■返却時間を大きく過ぎても帰ってこないお客様に電話したら……
レンタカーの返却時間が予定より遅れそうな場合は、事前に出発店舗への連絡が必要です。なかには、返却予定の時間を大きく過ぎても帰ってこないお客様います。そういったお客様には当然、店舗から連絡を入れることになります。 筆者もそうした連絡を何度か行ったことがありますが、一番驚いたのは別店舗の近くにいて、そこに乗り捨てしたいと主張するお客様がいました。レンタカーの乗り捨ては不可能ではないですが、利用中に返却する店舗を変更したい場合は、事前に出発店舗への連絡が必要です。また、予約状況によっては、乗り捨てを断られる場合もあります。 そのお客様が利用していたクルマは乗り捨てが不可能だったため、最終的に出発店舗に戻ってきてもらい、延長料金を払っていただきました。身勝手な行動は、時間もお金も無駄になる場合があるので、返却時間や返却店舗を変更したいときは、必ず出発店舗に連絡しましょう。