【今週の数字】モダンリテール編(11/29~12/5): ブラックフライデー の買い物に44%がAIツールを使用、ほか
.ad-wrapper,.advertisement,#header-ad-wrapper {display:none !important} 「Numbers to know」は、モダンリテールが注目するニュース(11月29日(金)~12月5日(木))を数字とともにご紹介します。 44%
ブラックフライデーの買い物にAIツールを使うバーゲンハンターたち
ブラックフライデーの賢い買い物客は、ChatGPTやほかのAIツールを活用してお得な商品を見つけている。調査によると、今年のブラックフライデーの買い物客の44%がAIツールを使用する予定だという。小売業者のAmazonやウォルマートは、AIを使って買い物体験を向上させるためのツールを開発中。AIは、店舗やウェブサイトを探し回る手間を省き、より簡単にお得な買い物をする手助けをするために大きく貢献している。また、AIツールは、従来の買い物プランを新しい形で提案し、買い物の計画を効率化する手段を提供している(Bloomberg)。 0.7%増
ブラックフライデーにおける実店舗の売上伸び率
ブラックフライデーのセールで、オンラインの支出が過去最高となる一方、実店舗での来店者数は減少した。マスタカードスペンディングプラスの調査によると、2023年のブラックフライデーに比べて小売売上は3.4%増加し、オンライン売上は14.6%増加した。実店舗での売上はわずか0.7%の増加にとどまった。オンラインで購入を済ませる消費者が増えている一方、店頭での活気や雰囲気を楽しむ人々も。ウォルマートやターゲットなどの小売業者は依然重要なイベントだと捉え、プロモーションを長期間にわたって提供するなどして消費者の期待に応えている(Financial Times)。 60%
フットロッカーの売上でナイキ商品が占める割合
フットロッカーは、第3四半期の業績が市場予想を下回り、消費者需要の低迷やプロモーション競争の激化により年間業績見通しを下方修正した。特に、売上の約60%を占める主要ブランドパートナーであるナイキの需要低迷が、フットロッカーのパフォーマンスに悪影響を及ぼしたと述べた。明るい兆しとして、同社の比較売上高(既存店売上高)は前年同期比で2.4%増加し、一部ブランドや店舗で改善が見られた。また、プロモーションの削減により粗利益率が改善した(CNBC)。 編集/戸田美子
編集部