【WWE】中邑真輔「地獄のカオスの支配者」3度目US王座獲得 元日にはノア武道館大会参戦へ
<WWEプレミアム・ライブイベント:サバイバーシリーズ・ウォーゲームズ大会>◇11月30日(日本時間12月1日)◇カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー・ロジャースアリーナ 中邑真輔(44)が3度目のWWE・US王座戴冠を果たした。同王者LAナイトに挑戦し、9分43秒、後頭部へのキンシャサ(ニー・ストライク)で3カウントを奪った。 和風アレンジされた入場曲「ザ・ライジング・サン」で花道から姿をみせた中邑は黒いかぶとを装着し、黒ずくめのコスチュームでリングイン。正座でかぶとを脱ぎ、ダークなスタイルでカナダのWWEファンを驚かせた。 ゴングと同時にLAナイトの勢いに押され、場外戦では何度もエプロンに顔面をたたきつけられるなど劣勢の展開。それでも雪崩式リバースパワースラムで反撃を開始すると、ウォーゲームズ戦(2つのリングを使用)のために設置された2つのリングの間をつなげる鉄板に向け、王者の後頭部をたたきつけるリバースDDTを敢行した。 もん絶するほどの大きなダメージを受けたLAナイトに対し、さらに走りながらの強烈なキンシャサを後頭部に蹴り込み、確実に仕留めてみせた。 US王座は18年7月、19年1月と過去2度、獲得。新デザインとなった同ベルトを手にしたのは初めてだ。19年1月29日に王座陥落して以来、2132日ぶりのUS王者への返り咲きを果たした。 同王座奪取後、自らの公式インスタグラムを更新。US王座ベルトを抱きしめる写真とともに「地獄のカオスの支配者」と自らを表現していた。 中邑は25年1月1日にはノア武道館大会に参戦し、佐々木憂流迦(35)とのシングルマッチを控えているだけに、来日マッチは注目を集めそうだ。 なおWWEサバイバーシリーズ・ウォーゲームズ大会はABEMAでPPV生中継された。