【WWE】イヨ、決別ベイリーと雪解け? 紫トラッシュ缶、消化器攻撃でチーム戦勝利に貢献
<WWEプレミアム・ライブイベント:サバイバーシリーズ・ウォーゲームズ大会>◇11月30日(日本時間12月1日)◇カナダ・ブリティッシュコロンビア州バンクーバー・ロジャースアリーナ 【写真】消化器攻撃でチーム戦勝利に貢献 イヨ・スカイが大暴れして女子ウォーゲームズ戦(屋根なしの金網に囲まれた2つのリングで行う5対5対抗戦)の勝利に貢献した。リア・リプリー軍(スカイ、ビアンカ・ブレア、ナオミ、リプリー、ベイリー)の一員として出場し、リブ・モーガン軍(モーガン、ナイア・ジャックス、ティフェニー・ストラットン、ラケル・ロドリゲス、キャンディス・レラエ)と対戦。試合はリプリーが38分11秒、雪崩式リップタイドでモーガンをテーブルごとマットにたたきつけてフォール勝ちを収めた。 3分間隔でリングに入る形式でスカイはリプリー軍の4番目としてリングインしたスカイは、紫のトラッシュ缶(鉄製ごみ箱)を担ぎ、いきなり金網によじのぼった。驚きのまじったカナダのWWEファンの歓声を浴びながら邪魔に入ったレラエにミサイルキックを成功させた。さらにメテオラ(ダブルニー)でレラエを攻撃。ラケル・ロドリゲスに投げ飛ばされるシーンもあったが、何とか再び金網にのぼると紫のトラッシュ缶をかぶり、集合した敵軍めがけてムーンサルト(月面水爆)を成功させた。 NXT在籍時代に始まった女子ウォーゲームズ戦から数えて6年連続、サバイバーシリーズでは3年連続となるウォーゲームズ戦出場。「ミス・ウォーゲームズ」とも言えるスカイはこれだけでは終わらない。敵軍のストラットンとロドリゲスらが少し揉めているところで、消化器攻撃も展開し、味方のリプリー軍に流れを持ち込んだ。チーム戦を熟知しているからこその貢献度だった。 今年3月、ユニット「ダメージCTRL(コントロール)」から追放し、決別していた「元盟友」ベイリーとも、同じチームとして絡んだ。ジャックスにフォールされていたブレアを2人で救出。その場では目を合わせ、言い合いになったところでジャックスにまとめて攻撃されていたが、試合後にはチームで金網によじのぼった際、並んで勝利を喜んでいた。 バックステージのインタビューでは、スカイと同じチームになったことを問われたベイリーは「まだ、こちらはいくつかのフェンスを修復しようとしているが、同じチームであるために何も必要ないこともある。幸せなチームに戻る必要はない。(ダメージCTRLの)ダコタ(・カイ)、カイリ(・セイン)と付き合い必要もない。とにかく試合に出て勝つことだった」と口にした。すると同じ質問を受けたスカイは「なかなか良かった」と不敵な笑みを浮かべながら返答。雪解けに向かう雰囲気も感じさせていた。