米マイクロストラテジーが4.6億ドル相当のビットコイン追加購入、保有量252,220BTCに
米マイクロストラテジーが4.6億ドル相当のビットコイン追加購入
ビットコイン(BTC)の購入を積極的に進めている米ナスダック上場企業マイクロストラテジー(MicroStrategy)が、新たにBTCを追加購入したことを9月20日発表した。 今回マイクロストラテジーは、9月13日から9月19日までの期間に約7,420BTCを約4億5,820万ドル(約184億円)で購入。手数料と経費を含む1BTCあたりの取得額は約61,750ドル(約887万円)となっている。 なお同社が最後にビットコインの追加購入を報告したのは9月13日。約11億1,000万ドル(当時レートで約1,560億円)で約18,300BTCを購入したことが報告されていた。 発表によるとマイクロストラテジーでは9月19日現在、合計で約252,220BTCを保有しているとのこと。手数料と経費を含む1BTCあたりの取得額は約99億ドル(約1兆4,216億円)となっており、1BTCあたりの取得額は39,266ドル(約564万円)とのことだ。 なお前回の平均取得額は38,585ドル(約542万円)。記事執筆時点でのビットコイン価格は63,061ドル(約906万円)となっている(9/24 12:40コインゲッコー調べ)。 マイクロストラテジーは9月16日、総額7億ドル(約984億円)の転換優先社債を発行し、資金調達を行うことを発表していた。 20日に米SEC(証券取引委員会)へ提出された書類によると、同転換優先社債は市場で公表となり、その額は10億1000万ドル(約1464億5000万円)に増額されている。そして同社債にてマイクロストラテジーは合計で約9億9740万ドルを得たとのこと。 この転換社債の販売収益は、2028年に償還期限を迎える5億ドルのシニア担保付債券の全額償還の費用に充てたとのことで、その残高はビットコインの追加取得と一般的な企業目的に使用する予定だとマイクロストラテジーは伝えている。
大津賀新也(幻冬舎 あたらしい経済)