フラムGKレノ、ドイツ代表からの招集を断っていた。独紙で理由を説明「僕は32歳でもう新人ではないし…」
フラムのGKベルント・レノは10月の代表ウィークに向けてドイツ代表からの招集を断ったことを明かしている。 ドイツ代表の正守護神となったバルセロナGKマーク=アンドレ・テア・シュテーゲンは先月22日のリーグ戦で負傷し、膝蓋腱の完全断裂で今季中の復帰は絶望的に。その後、ユリアン・ナーゲルスマン監督はGKはホッフェンハイムGKオリヴァー・バウマンとシュトゥットガルトGKアレクサンダー・ニューベルに加え、レッドブル・ザルツブルクGKヤニス・ブラスウィヒを招集。しかし、クラブではミスが目立ち、批判が集まる後者の選出は不思議がられ、特にレノが選ばれなかったことに疑問の声があがっていた。 一方で、長年マヌエル・ノイアーとテア・シュテーゲンの控えを務めたレノは招集を拒否した模様。ドイツ紙『ビルト』で「ユリアンとアンドレアス(クローネンベルク/GKコーチ)と電話で話した。僕たちはお互いにとてもオープンで正直な関係だ」と明かし、このように続けた。 「彼らは僕をメンバーに加えるが、試合は与えないことを伝えた。だから、僕はロンドンで練習することにしたんだ。彼らが僕のことを必要とし、本当にチームの助けになり得るのなら、常に用意ができていることはユリアンも知っている。僕は32歳でもう新人ではないし、マヌエルやマークの控えとして何も要求したことがなく、ずっとパフォーマンスを出し切り、大口を叩くことはなかった」 「これほどのブンデスリーガやプレミアリーグ、国際舞台での試合でプレーしてきただけに、ユリアンとアンドレアスも僕のことを頼りにできることを知っている。代表チームのためにプレーすることは僕にとって大きな名誉であり続けるし、これからも僕の目標だ」 なお現在32歳のレノは代表ではこれまで9キャップを記録。フラムでは今季リーグ戦すべてでキャプテンを務め、現在3勝2分け2敗の成績で8位につけるチームの好スタートに貢献している。