反則タックル問題、日大前監督ら会見(全文2)一言一句覚えてるわけではない
監督は相手のクオーターバックをつぶせというような指示をコーチに出したことはあるのか
NHK:NHKの【タケナカ 00:40:14】と申します。3点、あります。内田前監督にお伺いしたいんですが、監督はコーチを指示されるような立場だったと思いますけれども、相手のクオーターバックをつぶせというような指示をコーチに出したことはありますか。 内田:ございません。 NHK:きのうの宮川選手の会見を聞いていると、彼に、期待された選手に対して、指導上のプレッシャーが掛かったということが今回、反則行為が起きたことの原因になっているようにも思われるんですけれども、そういう期待している選手に対して精神的なプレッシャーを掛けるような指導方法っていうのは、内田前監督はやはりされてたんでしょうか。 内田:去年、負け越し4位のチームでスタートいたしまして、そして優勝ということを目標にやっておりました。去年1年間。そしてそれが今、考えますと団子状態で優勝するのが一番いいんですが、1年生から4年生まで全て1つ、一塊でゴールするのがいいことだと思いますが、結果的にあまりにも急激に選手自身体験していないことを短期間に体験してしまって、そして見るのも聞くのも体験するのも初めての中で、やはりチームがトップで走る選手もいれば、それにもう一生懸命、ちょっとちぎれそうな選手もいたというのが、そういう意識の差が出る原因の1つではないかと、今になって、宮川選手が3年になってこういうことになってちょっとチームの形が縦長のチームになってしまったのかなというのは反省するところでございます。 NHK:プレッシャーの掛け方とかそういう指導方法に対して今回、問題になったことでご自身、省みられることはありますか。 内田:4年生に対してはどうやってチームをまとめるのか、それで去年の4年生の成長、3年生の成長、ここが一番優勝の大きな原動力となったんですが、そこのところを当時の1年生、2年生が見ていたはずなんですが、やはりそこが自分たちが上級生になったときに今考えるとちょっと分からなかったのかなという気はします。 NHK:内田前監督、日大の常務理事を務められておりますが、常務理事の出処進退と井上コーチの出処進退、今、考えてらっしゃることがあったら教えてください。それは。 司会:それはまたあと、後ほどお話しします。じゃあ後ろのほういきましょうか。やってください。後ろの方、どうぞ。