ドジャースが劇的サヨナラ フリーマンが延長十回に逆転満塁弾 大谷翔平は八回にWS初安打
ワールドシリーズ第1戦(ドジャース6×―3ヤンキース=延長十回、ドジャース1勝、25日、ロサンゼルス)米大リーグのワールドシリーズ(WS=7回戦制)がドジャースタジアムで開幕し、ドジャースは2―3の延長十回2死満塁でフレディ・フリーマン内野手(35)が逆転サヨナラ満塁本塁打を放った。打球が上がった瞬間、割れんばかりの歓声でスタジアムが揺れた。 【写真】デコピンを抱きかかえる大谷夫人の真美子さん 大谷翔平投手(30)は「1番・DH」で出場。2―3の延長十回1死一、二塁で迎えた第5打席は左邪飛に倒れたが、続くベッツが申告敬遠され、右足首の負傷を抱えながらプレーするフリーマンが試合を決めた。 大谷は3打席目まではヤンキース先発コールとのマッチアップ。一回の第1打席は初球を捉えたかに思われたが、フェンス際の中飛。三回の第2打席はナックルカーブに空振り三振に倒れた。1―2の六回無死二塁で迎えた第3打席は遊ゴロで二走・エドマンを三進させたが、後続が倒れ得点できなかった。 1―2の八回1死で迎えた第4打席は、WS初安打となる右翼フェンス直撃の二塁打。さらに中継が乱れる間に三進し、気迫あふれる雄たけびをあげた。続くベッツが中犠飛を放ち試合を振り出しに戻した。