【からつボート(モーニング)一般】山崎郡 機力に苦しみながらもVロードを歩む
<4日・からつボート・5日目> 7走オール2連対で予選は首位通過を果たした山崎郡。5日目の準進戦は、インからトップタイのコンマ09のSを放ち先マイを果たした。だが、同じくコンマ09のSを放ってまくり差した4号艇の川崎智幸がBSで肉薄。山崎は何とか2Mを先に回り、川崎を振り切って決着をつけた。 「見ての通りです」。辛くもつかんだ勝利に笑顔はなかった。「いい人にはしっかりやられます」とタッグを組む33号機の仕上がりには満足していない。 それでも「うまくしのげているし、よくここまで来られたなという感じです」。機力の弱さは、自慢のターン力と調整力でカバー。成績通りの充実感はなくても、「そつなくできるかなというレベル」と最低限、戦える舟足には到達させた。 残す関門はあと二つ。次節が今年の走り納めとなるグランプリシリーズ戦。今年3回目のVをつかみ弾みをつける。