「とても食べる気にはならん」未成熟なら食用だが…庭先に巨大オニフスベ2本
大分県日田市天瀬町本城の藤原勇生さん(86)方にボール状の巨大な白いキノコ「オニフスベ」が2本生え、近所の話題になっている。 【画像】庭に生えていたオニフスベ 直径はそれぞれ30センチ弱と20センチ弱。軟らかく、上部にひびが入っている。藤原さんが14日朝に敷地内で見つけて採取した。前日には確認できなかったという。 キノコ類の品種開発を手がける「菌蕈(きんじん)研究所」(鳥取市)によると、オニフスベは夏から秋にかけて庭先や畑などに生える。成長が早く直径50センチほどになることもある。未成熟の「幼菌」は食用になり、ピクルスやバター焼きにされるという。藤原さんは「こんなでかいキノコは初めて見た。とても食べる気にはならん」と顔をしかめていた。 (渋田祐一)
西日本新聞