角田涼太朗所属のカーディフ・シティ、監督解任を決断…開幕6戦未勝利で現在最下位
カーディフ・シティは22日、チームを率いるエロル・ブルット監督との契約を解除したことを発表した。 【ハイライト動画】カーディフはリーズに完敗で未勝利が続く 今シーズン、カーディフ・シティはチャンピオンシップ(イングランド2部リーグ)第6節終了時点で1分5敗と未勝利。1-1で引き分けた8月25日開催のスウォンジー戦以外は全試合で黒星を喫し、現在最下位に沈んでいる。今月21日には日本代表MF田中碧が所属するリーズと対戦したが、前半に退場者を出したことも重くのしかかり、0-2と敗北。チャンピオンシップ3連敗、カラバオ・カップ(EFLカップ)も含めた公式戦では4連敗を喫した翌日、ブルット監督の解任を決断した。 ブルット監督だけでなく、コーチを務めていたニコラオス・カリダス氏も同時にクラブを離れることが伝えられている。カーディフ・シティは「クラブの取締役会は、エロル監督のこれまでの努力に感謝するとともに、今後の健闘を祈ります」とメッセージを発表。現時点で後任は決まっておらず、正式監督が不在の期間は、オメル・リザ氏が暫定的にトップチームの指揮を執るという。 なお、カーディフ・シティには日本人DF角田涼太朗が所属している。今年1月に横浜F・マリノスからカーディフ・シティへ完全移籍した角田は、昨季後半戦にレンタル移籍していたコルトレイクにて、今年3月にハムストリングの肉離れに見舞われており、ケガを抱えた状態でカーディフ・シティへ復帰していた。長らく戦線を離脱していた影響で、今季開幕には間に合わず。すでにトレーニングには合流したことが明かされているが、ここまで1度もメンバー入りしていない。 チャンピオンシップ全体で見ると、今季に入って監督が解任されるのは今回が3ケース目。プレストン、ストークに続き、カーディフ・シティも監督交代で浮上を目指すこととなった。
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